薄口醤油
味噌・醤油
薄口醤油は、色は薄くても塩分が濃口醤油より高いことが多い醤油です。色を薄く仕上げるために、塩を多めにして発酵を抑えています。
どんな味?
醤油の一種で、色を薄く仕上げるために塩の量を多めにし発酵と熟成をゆるやかに抑えてある醤油です。色が薄いぶん塩分は濃口醤油より高いことが多く、減塩用の調味料ではありません。関西を中心に、素材の色や出汁の透明感を活かしたい料理で使われてきました。仕込みの際に甘味料を加えて発酵をゆるやかにする製法も、色を淡く保つ理由のひとつです。
使い方
出汁の色や食材の色をそのまま見せたい料理に向きます—— 茶碗蒸し、吸い物、うどんつゆなどが代表的です。色が薄いために味見をせず目分量で入れると塩辛くなりやすい点には注意が必要です。加熱すると香りが飛ぶ性質は濃口と同じなので、仕上げに近い段階で加えると香りが残ります。
合わせ方
合わせ出汁(昆布とかつお)と組み合わせるのが最も一般的な使い方で、出汁の色を活かした吸い物になります。卵を使った茶碗蒸しや出汁巻きも、色を淡く仕上げたいときの定番です。じゃがいもや大根の煮物でも、素材の色をそのまま残したいときに選ばれます。
保存
開封後は濃口醤油と同じく酸化が進みます。色が薄いぶん色の変化だけでは劣化に気づきにくいため、においで判断し冷蔵庫に入れて早めに使い切るのが安心です。開封から時間が経ったものを色止め目的で使うと、狙った淡い色に仕上がらないことがあります。