赤味噌と白味噌の違い

味噌・醤油

赤味噌と白味噌は、麹の割合と熟成期間の違いで分かれます。同じ大豆と麹から作られていても、白味噌は甘く、赤味噌は濃いうま味になります。

どんな味?

味噌の色の違いは、主に麹の割合と熟成期間、加熱の有無で決まります。白味噌は麹の割合が高く塩分が低い状態で短期間だけ熟成させるため、甘みが強く色も淡くなります。赤味噌は麹が少なく塩分が高い状態で長期間熟成させるため、色が濃くうま味と塩辛さが強く出ます。西京味噌は白味噌、八丁味噌は赤味噌の代表として知られ、同じ大豆と麹からここまで違う味になるのは、熟成中に糖とアミノ酸が反応して起こる褐変が主な理由とされています。

使い方

白味噌は甘みを活かしたい雑煮や白和え、西京漬けに向きます。赤味噌はうま味とコクを強く出したい豚汁や赤だしに向きます。どちらも煮立てると香りが飛ぶため、味噌汁は火を止めてから溶き入れるのが基本です。漬け床として使う場合、白味噌は短時間、赤味噌は長時間浸けても味がなじみやすいという違いもあります。

合わせ方

白味噌と赤味噌を合わせる「合わせ味噌」にすると、甘みとコクの両方が立った立体的な味になります。豚バラを使う豚汁には赤味噌、鶏ももを使う雑煮には白味噌が合わせやすい組み合わせです。

保存

どちらも冷蔵庫で保存し、表面をラップで密着させると乾燥と酸化を防げます。白味噌は熟成が浅いぶん傷みやすく、赤味噌より早めに使い切るほうが安心です。色が濃くなっていくのは熟成が進んだ自然な変化で、傷みとは区別して考えられます。