手塩は、濡らした手のひらに塩を広げてから握る付け方です。
図: オトモシリーズ(オトモシリーズで作成した図)
変わること
濡らした手のひらに塩を広げてから握る付け方で、塩が飯の表面に集まります。飯へ混ぜ込む付け方では全体が薄く均一になるのに対し、手塩では噛んだ最初に塩が来るという、口に入る順序の違いになります。手水に続けて行う一続きの手順として説明されるのが普通です。同じ量を使っても、塩がどこにあるかが変わるということです。手のひらのどこに塩を置くかで、付く面も変わります。
分かっていること
手のひらを濡らしてから指先で塩をつまみ、握る面に広げてから飯を受けるという手順が共通しています。表面にしか付かないため、使った塩の量と口に入る量は一致せず、握るあいだに落ちる分もあります。塩の量を比べるときは、付け方をそろえないと数字が並びません。塩を先に付けるか手を濡らしてから付けるかも、手順書によって書き方が違います。飯へ混ぜ込む付け方と組み合わせる手順もあります。
解説動画
視聴済み
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【おにぎり】たえちゃん先生の料理教室 rice ball
温かい飯で握る
動画はまず、握る飯が温かいことを条件に挙げます。炊きたてなら少し粗熱を取り、冷えた飯しかないときはラップをかけて温め直してから握る。冷たいままでは形がまとまらず、きれいに握れないという言い方です。基本のきを一つずつ確かめていく進み方で、おにぎりは熱いうちに握るに近いところから手順が始まります。
茶碗に受けてから
手へ直接よそうのではなく、水で濡らして水気を切った茶碗に飯を受けてから握ります。1合を3つほどに分けるとちょうどよい大きさになると言い、茶碗を分量の目安と受け皿の両方に使う形です。自分がいつも使っている茶碗でよいとも言い添えていて、手水をどこで使うかが、この時点で一度決まります。
塩は手のひらに広げる
塩はさらさらの食塩よりも、粗い天然塩のほうがおむすびに向くと言います。手に取ったら手のひらにまんべんなく広げてから飯を受ける、というのがこの付け方の順序です。量は人によりけりだと前置きし、自分の手で示すだけで数字にはしません。塩が飯の表面に回る付け方であることが、実演から見て取れます。
回数を決めて握る
握る回数を先に決めておく形を見せます。1・2・3と当て、ひっくり返してもう1・2・3。それ以上は触らず、ぎゅうぎゅうに詰めることはしません。強く握ると口の中で固まりのままだが、軽く数回ならほろりとほどけると結び、握る強さを回数のほうで決めているのが、この教え方の特徴です。
二つ目からは塩だけ
続けて握るときが、この動画のいちばんの要点です。二つ目でまた手を水で濡らす人が多いが、濡らすのは最初だけで、以降は塩だけを手に取って握る。毎回濡らすと飯がべちゃつくと言い、そのまま6個ほどは続けて握れると述べます。するとしないとで仕上がりが違う、と繰り返していました。
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