アボカド

果物

アボカドは、追熟の見極めを誤ると硬く筋っぽいままで美味しく仕上がらない

どんな食材?

脂肪分が多く「森のバター」とも呼ばれる果物で、酸化しにくい植物性の脂肪を含むとされています。収穫直後は硬く、追熟が進んで初めて食べ頃になる性質があり、店頭で売られているものの多くはまだ追熟の途中です。切り口の変色は空気に触れたポリフェノールの酸化によるものです。追熟の途中で切ってしまうと、硬く筋っぽい食感のまま美味しく仕上がりません。

選び方・旬

皮全体が黒っぽく軽く押すと沈む弾力のあるものが食べ頃です。押してすぐへこんだままのものは熟しすぎで、中が変色している場合があります。ヘタの部分がまだ緑色のものは追熟が足りていません。皮の表面に深い傷や大きなへこみがあるものは、中の実が傷んでいる可能性があります。

下ごしらえ

まだ硬いものは常温に置いて追熟を待ち、早く追熟させたいときはりんごやバナナと一緒に袋に入れるとエチレンガスの働きで早まります。皮と種はペティナイフで扱うと安全です。変色を防ぐには切り口にレモンの果汁を絡めます。

保存

使いかけは種を残したまま切り口にレモン汁を塗ってラップで密閉すると、変色をある程度抑えられます。追熟前は常温、食べ頃になったら冷蔵庫で数日以内に食べきります。冷凍する場合は潰してから小分けにします。変色した部分だけなら薄く削り取れば残りは問題なく食べられます。