プロペラ式の電動ミル

ミル(挽く)

プロペラ式の電動ミルは、刃が高速回転して豆を切り刻む、電動ミルの中でいちばん手ごろな方式です。

どんな道具?

プロペラ(ブレード)状の刃が高速回転し、豆を切り刻んで粉にする方式です。構造が単純で本体が小さく、価格も比較的抑えられているため、電動ミルの入門機として広く売られています。電動ミル(臼式)のように粒を整える仕組みを持たず、粉砕に近い挽き方です。小型で場所を取らないため、初めての1台として選ばれることもあります。

選び方

粒度が揃わず、微粉と粗い粒が混ざりやすいという弱点があります。挽き目を変える機能がなく、稼働時間の長さで粗さを調整する機種が多いため、狙った挽き目を再現しにくい点も特徴です。スパイスやハーブを挽く道具として併用する使い方もありますが、コーヒー用と兼用すると香りが混ざります。

使い方のコツ

稼働時間が長いほど細かくなるため、短い間隔でふたを開けて粉の様子を確認しながら進めます。連続して回すと刃とモーターに熱がこもり、粉に匂いが移ることがあります。数秒ずつ、間をあけて回すのが基本です。本体を軽く揺すりながら回すと、粒が均一になりやすいとされています。

手入れ・注意

使用後は本体を振って粉を落とし、刃の周りをブラシで払います。水洗いできない機種が多いため、丸洗いする前に取扱説明書で確認します。刃は鋭いので、掃除のときは指を近づけすぎないよう注意します。電源プラグを抜いてから掃除するのが安全です。