ハニープロセス
コーヒー品種・精製
ハニープロセスは、果肉を除いたあと、ぬめりを残したまま乾燥させて甘さとまろやかさを引き出す精製方法です。
どんな味?
果肉を除いたあと、ぬめりを残したまま天日乾燥させる方法です。ミューシレージと呼ばれる、豆の周りの粘性のある部分を残すのが特徴です。ウォッシュトとナチュラルの中間に位置し、コスタリカで確立され広まったとされています。乾燥中にぬめりの糖分が浸透し、果実のような甘さとまろやかな質感が生まれます。名前に「ハニー(蜂蜜)」とありますが、実際に蜂蜜を使うわけではありません。
選び方
ぬめりを残す量によって白・黄・赤・黒などに分かれ、残す量が多いほど甘さと発酵感が強く出るとされています。管理を誤ると過発酵の嫌な匂いが出ます。乾燥中の管理が難しく、精製の丁寧さが味に直結する方式です。黒に近いほど手間と乾燥期間がかかる傾向があります。
向いている淹れ方
中浅煎りのハンドドリップで、甘さと質感を引き出す淹れ方が合います。コク(ボディ)が出やすいので、湯温をやや低めにしてゆっくり抽出するとよいとされています。過抽出になると発酵由来のクセが強く出ることがあるといわれています。挽き目はやや粗めのほうが、甘さと質感のバランスを取りやすいとされています。
保存
ナチュラルに近い管理の豆なので、香りの変化がやや速い傾向があります。焙煎日から2〜3週間で飲み切るのを目安にし、密閉して冷暗所で保管してください。湿気を吸うと甘さの印象がぼやけやすいとされています。精製度合いの表示があるものは、その分だけ保存の目安も立てやすくなります。