精製方法(ウォッシュトとナチュラル)
コーヒー品種・精製
産地より、味を大きく変えることがある
どんな味?
収穫したコーヒーの実から種(=豆)を取り出す工程です。ウォッシュトは果肉を除いてから水で洗い、発酵槽でぬめりを落とす方式。ナチュラルは実ごと天日乾燥させてから脱穀する方式。
選び方
ウォッシュトは澄んでいて酸が明るく、豆本来の性格が出ます。ナチュラルは果実の甘みが移り、ベリーやワインのような香りが強く出ます。同じ農園・同じ品種でも、この違いだけで別物になります。近年はハニープロセスやアナエロビック(嫌気性発酵)など、中間や派生の方式も増えています。
向いている淹れ方
ウォッシュトはドリップで澄んだ味を、ナチュラルはやや粗めに挽いて、甘さを引き出す抽出が合います。ナチュラルは個性が強いので、好みが分かれます。
保存
ナチュラルのほうが香りの変化が速い傾向があります。早めに飲み切るつもりで買う量を決めてください。
解説動画: 【完売御礼】精製違いのコーヒー豆 ノミクラーべ【Post Coffee x岩崎泰三】//岩崎泰三 -Coffee Journalist Taizo Iwasaki -
条件を揃えた飲み比べ: ナチュラル・ハニー・ウォッシュトの3つの精製方法を飲み比べる企画。すべてコロンビア産で品種のキャラクターも揃え、精製の違いだけが浮き上がるように条件を統一している。
抽出も統一する: 比較のため抽出条件も揃えている。豆20gに対して湯30cc程度をまず注ぎ、約1分待つ(成分が溶け出しやすい状態を作る)。そのあと最高速度で落とす、という手順で3種すべてを淹れている。
産地と品種だけではない: コーヒーの味わいは産地や品種だけでなく、精製方法によっても大きく変わる—— これを実証するのが動画の狙い。同じ産地・同じ品種でも別の飲みものになる、という点が確認できる構成になっている。