アラビカ種とカネフォラ種

コーヒー品種・精製

アラビカ種とカネフォラ種は、流通するコーヒーのほぼすべてを占める2つの原種で、アラビカは香り高く、カネフォラは苦みが強いのが特徴です。

どんな味?

コーヒーの木にはいくつか種類がありますが、流通のほぼすべてを占めるのがアラビカ種とカネフォラ種(ロブスタ種)の2つです。アラビカ種は標高の高い涼しい地域を好み、香りが豊かで酸味がある反面、病害に弱く手間がかかります。カネフォラ種は低地でも育ち、苦みが強くカフェイン含有量も多いのが特徴で、栽培のしやすさから収穫量も多くなる傾向があります。

選び方

パッケージに品種の記載がない豆は、多くの場合アラビカ種です。カネフォラ種はインスタントコーヒーや缶コーヒー、エスプレッソのブレンドの一部として使われることが多く、単独で豆売りされることは少ない傾向があります。ベトナムはカネフォラ種の代表的な生産国で、近年は品質を高めた豆も出てきているとされています。

向いている淹れ方

アラビカ種はハンドドリップで香りと酸味を引き出す淹れ方が向きます。カネフォラ種は苦みが強く出るため、エスプレッソや練乳を加える濃い抽出で使われることが多いとされています。両者をブレンドして、コクと香りを両立させる作り方も広く行われています。

保存

どちらの種も焙煎後の保存方法は共通で、密閉して冷暗所、焙煎日から2〜3週間が目安です。カフェイン量が異なります。体質によっては摂取量に注意してください。特にカネフォラ種を使った製品は、想像より多くのカフェインを含むことがあるとされています。