アナエロビックファーメンテーション
コーヒー品種・精製
アナエロビックファーメンテーションは、密閉したタンクの中で酸素を断って発酵させる、香りとフルーティーさを重視した新しい精製方法です。
どんな味?
収穫した実を密閉したタンクの中で酸素を遮断して発酵させる、比較的新しい精製方法です。温度や時間を管理しながら発酵させることで、トロピカルフルーツやワインを思わせる強い香りと甘さが生まれます。競技会向けの豆で使われ始め、近年は流通量も増えているとされています。生産国によって使うタンクの素材や工程の呼び方が異なることもあるとされています。
選び方
個性が強く出るため好みが分かれます。発酵の管理が難しく手間もかかることから、一般的な水洗式やナチュラルの豆より価格が高くなる傾向があります。まずは少量から試すのが現実的な順序です。発酵時間や温度の違いを商品説明に明記する生産者も増えています。
向いている淹れ方
浅煎りのハンドドリップで、香りをそのまま引き出す淹れ方が向きます。ミルクを合わせると独特の香りが打ち消されます。ブラックで飲むのが基本とされていて、抽出温度を少し下げると香りが穏やかに立ちやすいといわれています。挽き目や湯量を変えて何度か試し、好みの強さを探る飲み方も向いています。
保存
香りが命の精製方法なので、焙煎日から2週間以内に飲み切るのが理想です。密閉して冷暗所に置き、高温多湿を特に避けてください。個性の強さゆえに、少量パッケージで販売されることが多い豆でもあります。保存状態が味に与える影響も比較的大きいとされています。