ロープワーク図鑑
もやい結び(張り綱・設営)
もやい結びは、ほどけず締まらない輪を作る万能の結び方。テントやタープの張り綱を大きさの変わらない輪で木やハトメに掛けたいときの定番です。東京消防庁の教材は、太さを問わず結びやすく輪が締まらない、命綱にも使う結びとして載せ、大阪市東成消防署は…
自在結び(張り綱・設営)
自在結びは、張り綱のたるみを手で直せる結び方。自在金具が付いていない張り綱や、夜露を吸って伸びたロープを張り直したいときに使います。結び目を指でずらすだけで長さが変わるので、ペグを打ち直さずに数秒でタープの張りを整えられます。ロープワーク専門チャンネル TheTautLine によると…
巻き結び(張り綱・設営)
巻き結びは、ポールや木に素早く巻きつける結び方。タープのポールにロープを留めたり、立ち木を支点にして物干しロープを渡すときに使います。東京消防庁の教材は、棒などに結ぶ方法として「結ぶのも解くのも簡単」と載せており、設営中のちょっとした固定に何度も出番があります。軽トラに積んだ竹を縛る動画で、よろずや 桃ちゃんねる は…
ふた結び(張り綱・設営)
ふた結びは、回して二回巻きつけ、確実に留める結び方。張り綱を木やタープのハトメ・リングに留める基本の結びです。Animated Knots by Grog は輪や棒、ポールに物や家畜をつなぐ結びとして載せ、米国のスカウト向け雑誌 Scout Life はダイニングフライの張り綱に使う結びとして紹介しています。…
8の字結び(張り綱・設営)
8の字結びは、強くて後からほどきやすい輪を作る結び方。張り綱の先に輪を作ってペグに掛けたり、途中で切れてしまったロープの端に取っ手を作るときに使います。強く引かれた後でもほどきやすく、ロープが痛みにくいので、繰り返し使う張り綱の末端に向いています。…
エバンスノット(張り綱・設営)
エバンスノットは、引けば締まる調節できる輪を作る結び方。木やペグに掛けてきゅっと締めたいときに使う、輪の大きさが変えられる結びです。掛けてから元側を引くだけで締まるので、手探りの暗い中でも手早くタープの張り綱を支点に固定できます。Animated Knots by Grog は…
インライン結び(張り綱・設営)
インライン結びは、ロープの途中に向きのある輪を作る結び方。一本の張り綱の途中にランタンや小物を掛ける輪がほしいときに使います。結び方解説サイト Animated Knots by Grog は、クライマーが一方向の荷重を受ける輪として使う結びと説明しています。…
本結び(連結)
本結びは、同じ太さの紐を手早く結ぶ結び方。包帯や袋の口、同じ太さ・同じ材質の細引き同士を仮に結ぶときの基本形です。平らに収まるので体や荷物に当たっても痛くならず、ほどくのも一瞬なので日常の締め直しに向いています。結び方解説サイト Animated Knots by Grog によると…
一重つぎ(連結)
一重つぎは、太さの違う紐をつなぐ定番の結び方。細引きと太めのロープをつないで長さを稼ぐときや、太さの違う紐同士を結ぶ場面で使います。片方の末端に輪さえ作れれば結べるので、荷造り紐やビニール紐にも応用できます。結び方解説サイト Animated Knots by Grog によると…
二重つぎ(連結)
二重つぎは、滑る紐でも外れにくくつなぐ結び方。太さの差が大きいときや、表面がつるつるした化繊ロープをつなぐときに使います。東京消防庁の消防教材(救助の章)は、二重つなぎを太さの違うロープや湿ったロープを確実につなぐ方法として載せています。Animated Knots by Grog によると、太さが目立って違うときは…
ねじ結び(固定・輸送)
ねじ結びは、薪や丸太を引くための結び方。集めた薪の束や太い枝・丸太をまとめて引きずるときに使います。引くほど締まり、力を抜けば一瞬でほどけるので、焚き火用の枝をサイトまで運ぶ往復作業と相性が良い結びです。結び方解説サイト Animated Knots by Grog によると…
南京結び(固定・輸送)
南京結びは、てこの原理で強く締め上げる結び方。荷物を車やリヤカーに固定したり、大型タープの張り綱を思いきり張りたいときに使います。輪が滑車の代わりをして力が増えるので、素手で引くより強く締められるのが魅力です。結び方解説サイト Animated Knots by Grog によると、理論上は3倍の力になるものの…
馬つなぎ(固定・輸送)
馬つなぎは、末端を引けば一瞬でほどける結び方。手すりや太い枝に一時的にロープを留めておきたいときに使います。荷重がかかっている状態でも末端を引くだけで外れるので、撤収が数秒で済むのが持ち味です。名前の通りもとは馬をつなぐための結びで、英語圏では「クイックリリースノット」と呼ばれます。…
角しばり(固定・輸送)
角しばりは、二本の棒を直角に組み合わせるしばり方。流木や竹で焚き火用の三脚や簡単な物干しを組むときに使う縛り方です。棒同士がずれずに直角を保てるので、慣れれば小さな棚やテーブルの骨組みまで現地の材料で作れるようになります。結び方解説サイト Animated Knots by Grog によると…
バタフライノット(応急・その他)
バタフライノットは、ロープの途中に強い輪を作る結び方。一本のロープの途中に荷物を掛ける輪を作りたいときや、傷んだ部分を輪の中に閉じ込めて使い続けたいときに役立ちます。結び方解説サイト Animated Knots by Grog は、輪から両端へ・両端どうしなど3つの向きの荷重に使えると説明し…
プルージック(応急・その他)
プルージックは、ずらせば動き、離せば止まる摩擦を使う結び方。張った綱やタープの好きな位置にランタンや小物を吊るしたいときに使います。荷重がかかると止まり、力を抜けば手で滑らせられるので、掛ける位置を何度でも変えられます。結び方解説サイト Animated Knots by Grog によると…
巻き止め(応急・その他)
巻き止めは、切ったロープの端をほつれさせない処理。ロープを切った端がほつれて広がるのを防ぐための巻き留めです。ロープワーク解説チャンネル WhyKnot は、熱で溶かして留められる化学繊維のロープと違い、天然繊維のロープはこの巻き止めで端をほつれから守る必要があると説明しています。…
引き解け結び(応急・その他)
引き解け結びは、末端を引くだけでほどける結び方。袋の口やロープの仮どめに使う、ほどくことを前提にした結びです。手袋のままでも外しやすく、撤収時に一本ずつ引くだけで片付いていくので、雨の日や夜の作業でとても助かります。結び方解説サイト Animated Knots by Grog は…