二重つぎ
連結
二重つぎは、滑る紐でも外れにくくつなぐ結び方。
使いどころ
太さの差が大きいときや、表面がつるつるした化繊ロープをつなぐときに使います。東京消防庁の消防教材(救助の章)は、二重つなぎを太さの違うロープや湿ったロープを確実につなぐ方法として載せています。Animated Knots by Grog によると、太さが目立って違うときは、細いほうの末端を太いほうの輪へ一回でなく二回まわして二重にします。
結び方
一重つぎと同じく太いほうで輪を作り、細いほうを下から通して輪の二本の後ろを回し、自分の下へ差し込みます。そこで終わらずもう一周だけ同じ道をなぞって二重に巻き、末端が同じ側に出る形に整えてから締めます。
コツ・注意
二本の末端が結び目の同じ側に出ていることを確かめて締めます。命綱や人がぶら下がる用途には使わないでください。Over The Edge Rescue の Grant Prattley は、同じ太さのロープ同士の引き試験で、10mm のロープは 10.47kN で輪が滑りはじめ、13.24kN(ロープの強度の49%)で破断したと報告し、レスキューには勧めないとしています。
出典
- 資料・英語 Animated Knots by Grog Sheet Bend Knot
- 公的機関 東京消防庁 第15章 救助(結索)
- 資料・英語 Grant Prattley(Over The Edge Rescue)(2023) Double sheet bend; but it's fine?