ケトル
調理器具
ケトルは、お湯を沸かすと場が落ち着く道具。
どんな道具?
湯を沸かすことに特化した道具です。注ぎ口があるので、コーヒーやカップ麺に狙った量を注げます。鍋と兼用にしても済みますが、朝の一杯や食後の片づけ用のお湯がいつでも用意できる手軽さが、一台あることの価値です。形は側面に取っ手が付き注ぎやすい縦長型、クッカーも兼ねる寸胴型、底面が広く沸きやすい缶型の3種に分かれ、素材はステンレスが丈夫で熱伝導率は低め、アルミは軽く熱伝導率が高い代わりにへこみやすく、銅は熱伝導率がステンレスの約24倍ともいわれ沸きが早いと、タナちゃんねる(YouTube)は10種類を比べて説明しています。
選び方
ひとりなら0.6〜0.9L、家族なら1.5L前後が使いやすい容量です。コーヒーを淹れるなら注ぎ口が細いタイプだと、湯量を細かく調整できます。アルミ製は、硬質アルマイト加工をかけた製品は傷が付きにくく、無垢のまま使うと傷や汚れが使うほど増え、それを味として楽しむ製品になると、a.ulenty outdoor(YouTube)はコールマン・トランギア・オプティマスの3社を比べて話しています。ホーロー(鉄にガラスを吹き付けた素材)は蓄熱性に優れ見た目も良い反面、落とすと割れやすくアウトドア向きではないと、タナちゃんねる(YouTube)は話しています。
使い方のコツ
満水にすると沸騰時に吹きこぼれるので八分目までにとどめます。焚き火にかけると取っ手まで熱くなるので素手で握らないでください。注ぐ前にふたが閉まっているか確かめると、傾けた拍子にふたが落ちる事故を防げます。コルクやゴム栓で密閉するストームケトル(ケリーケトル)型は、栓をきつく締めすぎると蒸気の逃げ場がなくなり破裂のおそれがあると、Hidden Valley Bushcraft(YouTube)は注意しています。同チャンネルは、焚き火から下ろすときは取っ手をまっすぐ真上に持ち上げず、斜めに傾けながら持ち上げると、こぶしを火や熱い金属から離せると話しています。
手入れ・注意
内側に白い湯あかが付いたら、クエン酸を溶かした湯を沸かしてよくすすぐと落ちます。焚き火で付いた外側のすすは無理に落とさなくても構いません。しまう前に完全に乾かすことだけは、素材を問わず共通の基本です。クッカーセットの中に重ねて収納するタイプは、内側のノンスティック加工を傷つけやすいので、必ず付属の収納袋に入れてから収めるとよいと、a.ulenty outdoor(YouTube)は話しています。無垢のアルミは使い込むほど傷や汚れが増えますが、タナちゃんねる(YouTube)はそれも風合いとして楽しみ、気になれば磨けば落とせると話しています。
出典
- 動画 タナちゃんねる キャンプ道具比較【ケトル/やかん9選】オススメ人気No.1は?徹底比較
- 動画 a.ulenty outdoor ソロキャンプ用ケトル 各メーカー徹底比較 コールマン トランギア オプティマス
- 動画・英語 Hidden Valley Bushcraft Best Camping Kettles 2021 | Campcraft Basics | 4 Options for Brewing up in the Woods.
解説動画: 銅底とアルミ、キャンプケトルはどちらが早く沸くか/ETSUNOSUKE
概要: 問屋街の店で見つけたイーグルプロダクツのキャンプファイヤーケトル0.7Lを題材に、銅底のケトルはアルミより本当に早く湯が沸くのかを手持ちのケトルと比べて確かめる回。作りはしっかりしていて重い分だけ丈夫で、取っ手が熱くなりにくいと謳われている点も使って確認している。
材質の話:ステンレス304と銅: 本体の材質はステンレスの304。ステンレスには非常に多くの種類があるが、流通の7割ほどを304が占めるほどよく使われている。430と比べると耐熱性や耐食性が高く、その分値段も高い。底に使われる銅は鉄の約5倍、ステンレスの約25倍という熱伝導率を持ち、だから湯が早く沸くはずだ、というのが銅底の狙いになる。
実際に沸かした結果: 理屈のうえでは銅底が有利だが、実際に沸かしてみるとはっきり差が出るような結果にはならなかった。理由として、今回のテストは底全体に均等に熱が当たる条件だったため差が出にくかったのではないかと見ている。焚き火のように火が一部にしか当たらない、当たり方が弱い状況であれば銅底の差ははっきり出るだろう、というのが投稿者の見立て。
注ぎ口はドリップに向かない: どちらのケトルも湯を注ぐぶんには十分だが、コーヒーをドリップするのには適していない注ぎ口をしている。そこで知人が使っていた後付けのドリップ用パーツを取り寄せている。注ぎ口の18mmを15mmに絞る作りで、本体2,050円に送料880円で合計2,930円。差し込むと湯を細く狙った場所に落とせるようになった。