クッカーセット
調理器具
鍋とフライパンがひと組で完結
どんな道具?
大小の鍋やフライパンが入れ子で収まる調理器具のひと組です。湯沸かしから炒め物、汁物までこれだけで賄えるので、鍋をひとつずつ買い足す前の土台になります。使わないときはひとまとまりに収まるため、荷物の中で迷子になりません。
選び方
素材で性格が変わり、アルミは軽くて熱の回りが早く、ステンレスは丈夫で焦げ付きに強い傾向です。二人なら直径16〜18cm、四人なら20cm前後の鍋が目安になります。中に小型バーナーやガス缶が収まるかも見ておくと、持ち物がひとつにまとまります。
使い方のコツ
大きい鍋で湯を沸かしながら、小鍋やフライパンを同時に動かすと待ち時間が減ります。取り分けにはシェラカップがあると食卓が回ります。折りたたみの取っ手は固定が甘いまま持ち上げると鍋ごと傾くので、必ずロックを確かめてから動かしてください。
手入れ・注意
洗剤とスポンジで洗い、完全に乾かしてから入れ子に戻すのが基本です。濡れたまま重ねると内側がにおい、アルミは白く曇ります。焦げ付きにくい加工がある面は、金属のヘラや硬いたわしで削らないよう気をつけてください。
解説動画: クッカーの形・容量・素材の選び方/Lacampin たくむ ラキャンピン
概要: クッカー選びを形、容量、素材という三つの観点で整理している。中でも素材の違いが使い勝手を最も大きく左右するという立場で、アルミ、ステンレス、チタンを重さ、丈夫さ、熱伝導率、価格の四点から比べていく構成になっている。
角型と丸型: 角型は荷物へ詰めやすく、中に焚き付けや小物を収められるのが利点だが、角の部分に熱が回りにくく、丸型ほど均等には温まらない。丸型には深型と浅型があり、深型は中にカップやガス缶を収められて収納向き。一方で調理のしやすさでは浅型が有利で、小さくて深いクッカーは中で具材を扱いにくい。
容量の目安: 容量は1人あたり0.7Lを目安にすればよく、2人なら1.5L前後。人数分を掛け算していけば必要な容量が出せる。この考え方で選んでおけば、湯を沸かす用途で困ることはないとしている。ソロ用として売られているクッカーがちょうどこの容量帯にあたる。
素材ごとの違い: 軽さはチタン、アルミ、ステンレスの順。チタンは薄く加工できるぶん軽いが熱伝導が悪く、炎の当たった一点だけが焦げるので炊飯には向かず、加工が難しいぶん価格も高い。逆に熱をよく伝えるのがアルミで、チタンの10倍ほどの熱伝導率があり焦げ付きにくく、燃料を無駄にしない代わりに凹みやすい。ステンレスは一番重いが丈夫で汚れや錆に強く、蓄熱してじわじわ放出するので煮込み料理向き。
スタッキング: 入れ子にできると荷物がまとまる。ソロで100g程度のガス缶を入れるなら内側は直径10cmほど、250gや500gの缶を使うなら11cm以上が目安で、外側に重ねる鍋を13cm前後で揃えるときれいに収まる。同じメーカーのセット売りは重ね方まで設計されているので確実。