攻略 | 大人の休日

3つに絞るのは、候補が多すぎて選ぶだけで疲れないよう、比較できる数まで減らすことです。

候補が十も並んでいると、選ぶ作業そのものに疲れて、結局どれも始まりません。三つまで減らすと、初めて比較の軸が立ちます。三つというのは同じ月のうちに順番に試せる数でもあります。減らす目的は正解を当てることではなく、今週なにをするかが決まっている状態に持ち込むことです。外した候補は消えるのではなく、順番が後ろになるだけだと考えてください。

紙に三行だけ書きます。やる場所、一回にかかる時間、始めるのに要る費用。この三点で並べると差がはっきり出ます。ランニングは家の前から三十分で完結し、靴が一万円前後あれば始まりますが、陶芸は教室までの移動と半日の枠が要ります。生活に入るかどうかが、面白さより先に効いてきます。

ランニング
ランニングシューズ
ランニング写真: Mike Baird from Morro Bay, USA / CC BY 2.0
陶芸
かきべら
陶芸写真: Dinesh Valke from Thane, India / CC BY-SA 2.0

三つが似すぎていると、絞った意味がありません。屋外と屋内、体を使うものと手先を使うもののように、性質の違うものを並べてください。それでも決まらないときは、いちばん早く試せるものから順にやれば十分です。三つを同時に中途半端に進めると出費だけが増えるので、道具を一度にそろえないことと、やめる基準を先に決めることをおすすめします。