向き不向きの見つけ方は、時間の大半を占める動作が苦にならないかで見分けることです。
向き不向きは、その趣味が好きかどうかではなく、その趣味の時間の大半を占める動作が苦にならないかで決まります。登山は景色を眺めている時間より黙々と登り下りしている時間のほうがずっと長く、ギターは一曲弾けるようになる前に、同じ運指を何十回も繰り返す時間が続きます。憧れているのは結果のほうか、その途中の動作のほうか。ここを分けて考えると判断がぶれません。
材料は、これからの意欲ではなく、これまでの行動です。休みの日に誰にも言われず手を出していたこと、時間を忘れたこと、逆に途中で放り出したものを、思い出せるだけ書き出してみてください。そこにひとりで黙々か、人とわいわいか、体を動かすか、手先を使うかという傾向が出ます。あとは残った候補を体験してから決める手順で確かめれば、想像とのズレが早い段階で分かります。
つまずくのは、完成形に憧れて選んだときです。人前で一曲弾く姿や山頂の写真は魅力的ですが、そこへ届くまでの地味な時間のほうが実体です。かといって数回やっただけで向いていないと決めるのも早すぎます。最初のうちは誰でも思いどおりに動かず、数か月たってから面白さが出るものも多いので、判断は上達しない時期を一度通ってからにしてください。
出典
- 動画 知識の森 〜心と暮らしのヒントをお届け〜 【 趣味探し】大人の趣味とその見つけ方 | 大人になってから趣味は見つかりましたか?

