もしもトークで妄想する

会話・お題

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もしもトークで妄想するのは、「もし〜だったら」という空想の話題で盛り上がる過ごし方です。

時間の特徴

正解のない空想を広げていく、軽い気持ちで話せる時間です。突拍子もない答えほど盛り上がります。「何かを付け足したら」と現実を組み替えた人は、「何かを取り除いたら」と組み替えた人より発想を出す課題の成績が高く、分析的な問題では逆でした(Markman らの実験、2007年)。車内の会話を測ったものではありません。

向いている場面

何人でも。子供がいる家族のドライブにも向いていて、大人が答えに詰まっても子供が自由な発想で助けてくれます。平均4.8歳の子ども189人を調べた英国の研究(2023年)では、ごっこ遊びの力と「もし〜だったら」を考える力に関係があり、実行機能(行動や注意を調整する力)も両方に独自に関わっていました。相関の結果で、因果は言えません。

始め方

「もし宝くじで1億円当たったら」のような一つのお題を出し、順番に答えていきます。誰かの答えに乗っかって話を膨らませるのがコツです。運転者は、考え込む答えより短く返すのが無難です。ユタ大学の運転シミュレータ実験(2008年)では、命が脅かされた過去の体験を友人と話す条件で、運転の誤りは電話で最多でした。同乗者との会話では、交通の要求が高まると運転者の話す量と2人の話の複雑さが下がりました。

具体例

「もし1日だけ透明人間になれたら」「もし動物と話せたら何を聞きたいか」「もし過去に戻れるなら何歳の自分にアドバイスするか」。「もし世界から雨が無くなったら」のような、何かを取り除くお題も出せます。手持ちでもハンズフリーでも、電話の会話は反応時間・刺激の検出・衝突の成績を下げ、同乗者との会話も同じ傾向でした(93本の研究を集めた2018年のメタ分析)。

出典

  1. 論文・英語 Markman, Lindberg, Kray, Galinsky(Personality and Social Psychology Bulletin)(2007) Implications of counterfactual structure for creative generation and analytical problem solving.
  2. 論文・英語 Francis, Gibson(British Journal of Psychology)(2023) A plausible role of imagination in pretend play, counterfactual reasoning, and executive functions.
  3. 論文・英語 Drews, Pasupathi, Strayer(Journal of Experimental Psychology: Applied)(2008) Passenger and cell phone conversations in simulated driving.
  4. 論文・英語 Caird, Simmons, Wiley, Johnston, Horrey(Human Factors)(2018) Does Talking on a Cell Phone, With a Passenger, or Dialing Affect Driving Performance? An Updated Systematic Review and Meta-Analysis of Experimental Studies