英語のお題で会話する
会話・お題
人数: どちらでも
英語のお題で会話するのは、日常英会話のお題を出し合い、英語だけで話す練習にする過ごし方です。
時間の特徴
間違いを気にせず、止まらずに言い続けることを優先する練習の時間です。英語で1人で話す課題をした大学生に、不安と楽しさを場面ごとに自己評価してもらった研究(Aubrey、2022年)では、楽しさより不安のほうが、話が途切れる長さと強く関係していました。26場面の分析で、相関の結果です。因果は言えず、車内で測ったものでもありません。
向いている場面
英語学習中の人が2人以上いる移動向き。同乗者との会話も電話と同様の傾向で、反応時間・刺激の検出・衝突の成績が下がったと、93本のメタ分析(Caird ら、2018年)は報告しています。運転者は短く返すのが無難です。ひとりなら、英語を教えるジュディ(YouTube「ジュディ【英語】」。講座の案内つき)が勧める、身の回りの物や動作を英語で言うひとり言から始められます。
始め方
お題を1つ決めて、まず1人が1分ほど英語で話します。詰まったら日本語を混ぜてもよい、というルールにすると続けやすいです。同じお題をもう一度話し直すのも手です。話す長さを4分・3分・2分と縮める練習で、同じお題を繰り返したESLの学生は、お題を替えた学生と違い後のテストでも流暢さが保たれました(de Jong・Perfetti、24人、2011年)。教室の実験で、車内ではありません。
具体例
"What's the best trip you've ever taken?" "If you could learn any skill instantly, what would it be?" "What's a small thing that made you happy this week?"
出典
- 論文・英語 Aubrey(Frontiers in Psychology)(2022) The relationship between anxiety, enjoyment, and breakdown fluency during second language speaking tasks: An idiodynamic investigation.
- 論文・英語 de Jong, Perfetti(Language Learning)(2011) Fluency Training in the ESL Classroom: An Experimental Study of Fluency Development and Proceduralization
- 論文・英語 Caird, Simmons, Wiley, Johnston, Horrey(Human Factors)(2018) Does Talking on a Cell Phone, With a Passenger, or Dialing Affect Driving Performance? An Updated Systematic Review and Meta-Analysis of Experimental Studies
- 動画 ジュディ【英語】 初心者でも3ヶ月で英語が話せるようになる勉強方法
解説動画: 【完全保存版】英語の質問と答え100セット!会話がはずむ!What・Where・When・Which・Who・Howなど!Questions and Answers/アラン&キャシーやり直し英会話
動画の内容: この動画は、日常生活でよく使われる英語の質問とその答え方の例を、100セットにわたって続けて紹介する構成になっています。好きな食べ物や季節、住んでいる場所といった身近な話題から、週末の過ごし方や仕事のスケジュール、旅行や外食の経験まで、質問の題材は幅広くそろっています。
お題の広さ: What・Where・When・Which・Who・Howなど疑問詞ごとに質問が並んでいて、好みを聞くもの(好きな食べ物・音楽・季節など)、予定や習慣を聞くもの(起床時間・通勤方法・運動の頻度など)、経験を聞くもの(行ったことがある場所や最近あった出来事など)、意見や誘いを聞くもの(どちらがいいと思うか・一緒に来ないか・傘を持って行くべきかなど)まで、種類がひととおり含まれています。運転中に相手へ投げかける「お題」として使いやすい範囲の質問がそろっている点が、この項目の趣旨に合っています。
練習への生かし方: 1つの質問に対して短い答えの例が1つ示される、質問と回答が交互に進むつくりです。答えの例文をそのまま覚えるというより、質問だけをお題として取り出し、答えは自分の言葉で組み立てて口に出してみる使い方に向いています。文法が合っているかを気にするより、質問を聞いたらまず何か答えてみて、止まらずに続けることを優先すると、練習として続けやすくなります。
向いている場面: 同乗者が質問を読み上げて運転者が英語で答える、あるいは交代で質問し合うといった使い方に向いています。100種類の質問が用意されているので、1回の運転で使い切ることはなく、乗るたびに違う質問を選んで続けられます。
