石のアーチ橋

橋

石のアーチ橋は、石を積んでアーチを作った古い橋です。

見分け方

石を一つずつ積んだ、丸いアーチが水面に映って眼鏡のように見えます。表面は直方体に近い石が整って並び、道幅は狭く、周りは草木が茂りがちです。大きな橋のような鋼材は見えません。アーチの内側を下から見ると、石がくさびのように組まれているのが分かります。橋は小さめで、車がすれ違うのがやっとの幅のものも多くあります。

そこにある理由

石どうしが押し合って支え合う、アーチの仕組みで重さを受けています。昔は深い谷や川に頑丈な橋が必要で、近くで石が採れる土地では石橋が選ばれました。多くは図面がなく、石工の経験で積み上げられました。石の重さそのものが、アーチを締めて形を保つ力になります。古い橋は今も人や車が渡り、時には庭園の景色としても置かれています。

見つけやすい所

石材が豊富な地域、特に九州の谷や川沿いに多く、古い街道の名残の道で出会いやすい橋です。庭園や公園に置かれたものもあります。夏は草木で石の肌が隠れ、冬から春は積み石がよく見えます。石を切り出せる山に近い谷にも残っています。ふだんの道から少し入った場所に、ひっそり残っていることもあります。

車内での楽しみ方

アーチが並んでいたら、いくつ連なっているかを数えます。川面に映る輪を眼鏡に見立てて、レンズが何枚あるかを当てるのも楽しい遊びです。鋼の橋との違いを子どもと探すのも話の種です。アーチの下をのぞいて、石を何段くらい積んでいるか、予想を言い合います。昔の人がどうやって積んだかを、子どもと想像して話す時間にもなります。

出典

  1. pref.tokushima.lg.jp 橋の種類・構成|橋の博物館とくしま
  2. k-keikaku.or.jp 道路橋石橋、構造特性、アーチ機構 - 一般社団法人 九州地方計画協会