「投資副業」をうたう話

稼げる話の入口

副業に見せかけた資金の預け入れ

どんな手口?

働いて稼ぐ副業のように見せながら、中身は資金を預けて増やす話になっている型です。自動売買ツールやAIによる運用と説明され、月に数パーセントといった数字が示されます。しかし元本や利回りを保証する勧誘は制限されており、無登録の業者による募集は違法になり得ます。副業という言葉が警戒心を下げる役目を果たしています。

見分け方のサイン

「作業はスマホで数分」と言いながら必要なのは入金だけ、出金しようとすると税や手数料の名目で追加入金を求められる。運用の画面が相手のアプリの中にしかない。金融商品取引業の登録を公的な名簿で確認できないことも多く、紹介すると報酬が出るしくみが重なって、いつのまにか誘う側にされることもあります。

こうなったらどうするか

少額で試して確かめるのも危険です。最初の出金だけは通り、金額が増えてから止まる作りが多いためです。入金の前に登録を受けた業者かどうかを調べるだけで、大半は避けられます。送金してしまったら速やかに金融機関と警察へ。返金をうたう業者に頼らないでください。同じ相手からの二次被害が絶えません。

相談先

無登録の疑いがある業者については、金融庁や財務局の相談窓口が受け付けています。送金や暗号資産の移転をしてしまったときは、警察相談専用電話#9110から最寄りの警察へ。勧誘のしかたや契約そのものは消費者ホットライン188でも相談できます。回収は容易ではありませんので、入金前に止めるのが最善です。

解説動画: 詐欺のFXブローカーを見分ける方法は? [0204]/FX Q&A | 1914

まず登録があるかを見る: 動画は、詐欺の疑いが濃い業者を見抜く五つの警告サインを挙げる。ひとつめは登録の有無で、信頼できる業者は各国の金融当局から正式に規制を受けている。許認可の情報がはっきりしない、あるいはそれらしく見えるだけの表示しかない相手は要注意、という順で確かめる。

リスクなしの高利回りは赤信号: ふたつめは利益のうたい方。相場の取引で安定した利益を保証できる人はいない、というのが前提だ。それでも「ノーリスクで毎月10〜30%」といった言い方をしてくる相手がいる。動画はこれを赤信号と切り捨てている。数字の大きさより、保証という言葉のほうを疑う。

入金は急かし、出金は進まない: みっつめが出入金の非対称だ。入金を促す連絡は何度も来るのに、いざ引き出そうとすると話が止まる。書類の不備を持ち出されたり、聞いていない手数料を先に払えと言われたり、そのまま連絡が取れなくなることもある。入れるときだけ手続きが速い相手は疑う。

取引ソフトと外の評判: よっつめは取引の画面だ。実績のある業者は世界中で使われている取引ソフトを土台にしている。名前を聞いたこともないソフトを入れさせようとするなら、そこで降りていい。いつつめは外からの評価で、業者名を検索して利用者の悪い評価が大量に積み上がっているなら十分な警告になる。金を入れる前に自分で調べるのが結論だ。