納める時期と方法
申告のしかた
申告したあとに、いつどうやって払うか
どういうもの?
申告で決まった所得税を、期限までに自分で納める手続きです。例年3月15日ごろが納期限で、申告と納付は別の作業になります。住民税はさらに後ろで、6月ごろに通知が届き、給与から引かれるか自分で納めるかを選ぶ形です。納める先は税務署と市区町村に分かれ、通知が届く時期も別です。
自分に関係ある?
申告の結果、納める税額が出た人が対象です。前年の所得税が一定額を超えると予定納税の対象になり、7月と11月に前払いを求められます。副業を始めた翌年は所得税と住民税が続けて来るので、手元の資金を残しておく必要があります。会社員でも、給与天引きとは別に自分で払う場面が出てきます。
何をすればいいか
口座振替の振替納税を選ぶと引き落としが4月中旬ごろまで延び、資金繰りが少し楽になります。ほかに電子納税、クレジットカード(決済手数料あり)、スマホアプリ、コンビニ、窓口があります。住民税は住民税の普通徴収の選択と合わせて考えます。納付書が自動では届かないこともあるため、方法は先に決めておくと安全です。
つまずくところ
納期限を過ぎると延滞税がつき、日数に応じて増えていきます。一括が難しいときは延納や猶予の相談ができる場合があるので、黙って放置しないでください。副業の入金は入金サイクルと資金繰りのとおり遅れがちです。毎月の入金から税金分を先に取り分けておくと、この場面で慌てずに済みます。督促をそのままにすると、差押えに進むこともあると覚えておいてください。
確認先
所得税側は、振替納税や電子納税、クレジットカード納付を並べた国税庁の納税手続の案内を見てください。住民税はお住まいの市区町村から届く納税通知が基準になります。期限や納付方法は年ごとに変わるため、その年の案内で確かめてください。納付書の書き方は税務署でも教えてもらえます。
解説動画: 確定申告後の税金(所得税・消費税)の納税方法(納付方法)を解説、振替納税、ダイレクト納付、クレジットカード納付、スマホPay払い、コンビニ納付、納付書での支払い方法【静岡県三島市の税理士】/はじめ静岡税理士チャンネル
納期限は申告期限と同じ日: 所得税は翌年3月15日、消費税は3月31日。この日は申告書の提出期限であると同時に、そのまま納期限でもある。支払い方は振替納税、ダイレクト納付、クレカ、スマホアプリ、コンビニのQR、窓口の現金の6つで、出向く必要があるのはコンビニと窓口だけ。
振替納税は1か月遅れる: 最初に依頼書を出せば以後は毎年自動で引き落とされ、納め忘れが起きない。引き落としは法定納期限の約1か月後で、令和4年分なら所得税が4月24日、消費税が4月27日。その分、資金繰りに余裕が出る。ただし振替日に残高が足りないと納期限の翌日から延滞税がつき、窓口で本税ごと払い直しになる。
依頼書は2種類と届出印: 振替納税の依頼書は税務署に置いてあるはがき型と、国税庁のサイトから落とすPDF型の2つ。どちらも口座の届出印がいる。PDF型は画面で入力できるが氏名だけは印刷後に手書き。e-Taxから送るなら押印は不要。ダイレクト納付の届出書も同じく紙かe-Taxを選ぶ。
ダイレクト納付は日付を選べる: e-Taxで申告した人しか使えず、紙の申告書では不可。マイナンバーカードと読み取り用のスマホかICカードリーダーが前提になる。申告後にメッセージボックスへ届く受信通知から、今すぐか日付指定かを選ぶ。指定できるのは原則として納期限までの土日祝を除く日で、前日までに口座へ入金しておく。
手数料と30万円の上限: クレジットカードは国税庁の専用サイトから納めるが、納付額が大きいほど決済手数料も増えるため、貯まるポイントが手数料を上回るかで判断する。スマホアプリとコンビニのQRは30万円が上限。スマホは事前チャージが必要でカード紐付けは不可、コンビニは現金払いで出るのは払込金受領書。