動画編集

つくる・デザイン

撮られた素材を見られる形に整える

どんな仕事?

撮影済みの素材を預かり、不要な部分を切り、字幕や効果音を足して1本にまとめる仕事です。頼むのは配信を続けている個人や、社内で動画を使い始めた会社です。求められるのは凝った演出より決められた型どおりに早く仕上げることで、同じ形の反復が仕事の中身になります。字幕は1行の文字数や出す長さまで指定される案件もあります。

仕事の流れ

素材と過去の動画を受け取り、その型を真似て初稿を作ります。無音や言い直しを削り、字幕を入れ、指定された音源を足します。確認は時間の位置を書いて戻してもらう形が多く、修正は2回までと決めておくと安全です。納品は共有ストレージ経由が一般的で、受け取りから3日を目安にすると信用がつきます。

単価と収入の目安

1本3千〜1万円あたりが多く、長尺や作り込みのある案件で2万円台になることもあります。作業は1本3〜6時間かかるため、慣れないうちは時給に直すとかなり低いのが普通です。継続の契約になると、単価より受けられる本数で月の収入が決まります。そこまでは、応募と不採用の繰り返しが数か月続くと考えておきます。

最初の1件までにやること

手持ちの機材で、自分で撮った映像や自由に使える素材を使い3〜5本作ります。分野を1つに寄せると、任せられるかを見る側が判断しやすくなります。募集への応募は数を打つ必要があり、提案文の書き方で通過率が変わります。返信の速さも選ばれる理由で、半日以内の返事が効きます。

向かない人・つまずくところ

始める人が多く、単価が下がりやすい分野です。安い募集ばかり見ていると相場から外れた低単価が当たり前に思えてきます。本業のあと毎日2〜3時間机に向かう働き方なので、体のほうが先に音を上げることもあります。使う音源や画像の権利確認も、最後は自分の責任として残ります。

解説動画: 【2024年保存版】初心者のためのCapCut基本操作方法 | おすすめの編集手順で解説します!これだけ見れば完全攻略 | 動画編集アプリCapCut/JEMMA's style. / じぇますた。

編集は順番を決めて進める: 素材を読み込んだら、まず並び順を決めてから画面比率を選ぶ。横で撮ったものを縦型にするなら比率を切り替えたうえで、プレビュー上で素材を拡大して枠に合わせる。そこから音入れ→カット→切り替え効果→速度→色→文字と、毎回同じ順番で進める手順を紹介していた。

カットは2通りを使い分ける: 分割して不要な側を消す方法と、端を内側にずらして削る方法の2つがある。ざっくり切るときは分割、0.1秒単位で詰めたいときは端をずらす、という使い分け。素材には1.6秒のように長さが表示されるので、1カット何秒にするかを見ながら調整する。

文字と効果は3秒しか出ない: テキストもエフェクトも、入れた直後は3秒間しか適用されない。動画全体にかけたいときは端を後ろまで引き伸ばす。文字は縁取り・背景・影・発光・湾曲まで設定でき、文字間隔を少し広げると窮屈な印象が減る。色は全てに適用でそろえたほうが1本の中で統一感が出る。

音楽は権利を確かめてから: 編集アプリに最初から入っている曲はすべてが自由に使える曲とは限らない。そのまま投稿すると投稿先で規制がかかり、動画が削除されることもある。ロイヤリティフリーと明示された枠から選ぶか、外部の権利処理済みの音源を用意しておくよう勧めていた。

書き出しと仕上げ: 解像度は撮影時の設定に合わせるのが基本で、分からなければ1080p。4Kで撮っているならそこを4Kにする。フレームレートは30が既定で、24は映画で使われる値。仕上げに手ブレ補正を最後にかけておくと、手持ち撮影のガタつきが目立たなくなる。