スノーパール
もちもち
アミロース: 低(〜15%)
1998年に東北農業試験場で育成された低アミロース米です。アミロース含量は7〜9%と報告され(農研機構 東北農業研究センター)、通常のうるち米の17〜23%より低い区分にあたります。
どんな米か
1998年に育成された低アミロース米で、アミロース含量が7〜9%と数値で公表されている数少ない品種です(農研機構 東北農業研究センター)。通常のうるち米の17〜23%より低く、アミロースが少ないほど飯は軟らかく粘るとされています。数値と測定の主体が両方たどれる、この図鑑で値を引ける品種の例にあたります。
生まれ
1984年に東北農業試験場で74wx2N-1を母、レイメイを父として交配され、1992年に奥羽344号、1998年に水稲農林356号として登録されました(農研機構 東北農業研究センター)。アミロース含量を低くする方向で選抜された系統で、同じ系列にはミルキークイーン(1995年育成)、シルキーパール、ミルキープリンセスが並びます。
測られている値
アミロース含量7〜9%は農研機構 東北農業研究センターが明記している値です。ただしこれは品種としての平均で、登熟期の気温で年ごとに動くため、手元の袋の米がこの範囲に入るとは限りません。測定法はヨウ素比色法によるアミロース定量で、玄米タンパク質の品種としての公表値は確認できませんでした。
どう使われているか
低アミロース米は冷めても硬くなりにくいとされ、これは老化(β化)の進み方の話です。用途を限る資料は見当たりません。混ぜて炊く割合で粘りは変わりますが、割合と加水を同時に動かさないよう、水をはかる手順は先に固定します。食感の話を健康の話に接続しないという線も、この品種では守ります。