ホシユタカ
もち米・加工用
アミロース: 高(21%〜)
西日本向けに育成された、粒が細長いうるち米です。1987年に命名され、アミロース含量は27%と報告されています。ピラフや炒飯など、粒がほぐれた状態で使う調理に向くと説明されています。
どんな米か
アミロースの多いうるち米として育成された品種で、粒は細長い形をしています。アミロースが多いほど、炊いた米は硬く粘りが少なくなるとされており(農林水産省)、公表されている含量も資料によって幅があるため、数値を引くときは測定年と方法まで見て読みます。加工向けとして育成された品種です。
生まれ
中国55号とKC89の交配から中国農業試験場(現在の農研機構 西日本農業研究センター)で育成され、1987年に命名されました。旧系統名は中国96号です。ご飯として炊く用途よりも、加工に向く米として選ばれた品種で、西日本向けに育成されました。国内の高アミロース米としては初期の例にあたります。
測られている値
アミロース含量は27%前後という報告と30%程度という記述があり、資料によって値が違います。同じ品種でも登熟期の気温が低い年は高く、高い年は低くなるため、ヨウ素比色法によるアミロース定量の測定年と方法まで見ないと比べられません。数値の出どころを先に確かめます。資料ごとに測った年も対象も違うため、幅があること自体が情報になります。
どう使われているか
ピラフや炒飯、冷凍米飯など、粒がほぐれた状態で使う調理に向くと説明されています。粒が煮崩れしにくいことから粥にも使われます。アミロース含量が7〜9%と報告されるスノーパールのような低アミロース米とは、同じうるち米でも性質が反対側に寄る品種で、用途もそのまま入れ替わることになります。