ハツシモ
あっさり
アミロース: 値が見当たらない
ほぼ岐阜県だけで作られている、晩生の品種です。東山24号と近畿15号の交配を岐阜県農事試験場が引き継いで育成し、1950年に県の奨励品種となりました。収穫が遅く、粒が大きいとされます。
どんな米か
岐阜県でほぼ限って作られている晩生の品種で、粒が大きいとされています。アミロース含量の公表値は確認できませんでした。収穫が遅く産地が県内にほぼ限られるため、県外の店頭で名前を見る機会は多くありませんが、育成の経緯は年ごとに追える古い品種です。粒の大きさを千粒重で示した公表値は確認していません。
生まれ
1935年に農事試験場鴻巣試験地で交配され、1938〜1946年に岐阜県で系統育成が行われ、1950年に岐阜県の奨励品種となりました。交配親は東山24号と近畿15号です。交配から奨励品種まで15年かかっており、戦後に命名されたコシヒカリよりも前に交配が始まっています。岐阜県内での系統育成の記録が残っています。
測られている値
品種固有のアミロース含量の公表値は見当たりません。米のタンパク質も施肥と天候で動く値で、品種としての目安は確認できませんでした。粒の大きさを示す数値の公表も確認できていません。晩生で登熟の時期が他品種とずれる点は、同じ年でも他の品種と条件がそろわないことを意味します。年ごとの比較では、そこを先に押さえます。
どう使われているか
用途を限る試験結果は見当たりません。粒が大きいとされるので、浸す時間と加水を固定してから比べないと、粒の性質の差なのか手順の差なのか分かりません。産地がほぼ岐阜県に限られるため、産地品種銘柄の表示で条件はそろえやすく、産年をそろえれば年ごとの差も見やすくなります。県外に出る量は多くありません。