朝日

あっさり

アミロース: 値が見当たらない

明治末に京都で見いだされた稲から選ばれた在来の品種です。1925年に岡山県の奨励品種となり、現在も岡山県で作られています。交配ではなく選抜だけで系統が保たれてきました。

どんな米か

交配で作られたのではなく、在来の稲の中から見つかった株を選び続けて維持されてきた品種です。現在も岡山県で作られ、産地品種銘柄として流通しています。育成年が古く、アミロースやタンパク質の測定値を新しい品種と並べるときは、栽培条件と産年をそろえてから読む必要があります。岡山県の奨励品種として、いまも作付けが続いています。

生まれ

1908年に京都府向日市の農家が「日ノ出」の中から2穂を見つけたのが始まりで、1911年に京都府農業試験場が「旭」と命名しました。岡山県では同名の品種と区別するため朝日と改称され、1925年に県の奨励品種となっています。交配による改良を経ずに、選抜だけで系統が保たれてきた品種で、いまも在来の品種として扱われます。

測られている値

アミロース含量やタンパク質の公表値は、品種名だけでは確定できませんでした。系譜をたどると、銀坊主との交配から農林8号が生まれ、そこから農林22号、コシヒカリへと続きます。同じ品種でも産年と栽培条件で測定値が動くため、数値を比べるときは産年をそろえます。系譜そのものは性質を保証する情報ではありません。

どう使われているか

向き不向きを人のパネルで比べた公表データは見当たらないため、この図鑑では用途を推しません。粒の性質を見るなら、鍋で炊くように加熱と加水を自分で管理できる炊き方で条件をそろえると、水加減や浸漬時間の違いによる差だけを取り出して追えます。品種名から味を言い当てる形にはせず、数値は条件とセットで読みます。