攻略 | オトモネイチャー

忘れ物を減らす持ち物の分け方と、車へ積む順番。

忘れ物を減らす基本は、出発前に荷物を全部並べ、種類ごとに分けてチェックリストで確かめることです。持ち物を「必需品」「調理道具」「衣類と身の回り品」「あると快適な道具」「あれば使う道具」の5つに分けると、何が足りないかが一目で分かります(米国土地管理局)。ニューサウスウェールズ州国立公園野生生物保護局も、必需品・移動用の道具・衣類・洗面用品・その他に分けたチェックリストを公開し、常備薬を忘れないよう持ち物の欄に加えておくよう注意しています。1つで複数の用途に使える道具を選び、持っていない道具は買う前に借りる・レンタルすると、最初の数回は手持ちの出費を抑えられます。

家具や収納の道具は、車に積む段でかさばりやすい一群です。ローチェアやハイチェア、コンパクトチェアのような折りたたみ椅子は、専用の袋に入れたまま運ぶと持ち運びやすく、車内の場所も節約できます(南オーストラリア州国立公園局)。使うたびに同じ袋へ戻す習慣をつけておくと、積み込みのたびに椅子を探す手間が減ります。ロールトップテーブルは天板を巻くと細長い筒状になるので、座席のすき間に立てて積めます。アルミテーブルや焚き火テーブルも、脚をたたむと平たくなるため、箱物どうしのすき間を埋める場所として使えます。

ローチェア写真: Acabashi / CC BY-SA 4.0
ハイチェア写真: Jorge Barrios / Public domain
コンパクトチェア写真: Tom Reynolds from Melbourne, Australia / CC BY 2.0
ロールトップテーブル写真: Demeester / CC BY-SA 3.0
アルミテーブル写真: Roller Coaster Philosophy / CC BY 2.0
焚き火テーブル図: オトモシリーズ

細かい道具は収納ボックスとギアバッグに分けてまとめます。収納ボックスは重い道具を下段、軽い道具を上段に積むのが基本で、調理・焚き火・就寝といった用途ごとに箱を分けておくと現地で探す手間が減ります。重ねて積めるかどうかも車載では差になるので、角が平らで重ねられる形を選びます。布物や濡れると困る衣類は、ギアバッグの中でもさらに袋を分け、濡れた物と乾いた物を同じ区画に入れないようにします。

収納ボックス写真: Acabashi / CC BY-SA 4.0
ギアバッグ写真: Olgierd (Creative Commons licensed only) / CC BY 2.0

車の屋根に積む道具は、重さの配分と固定が安全に直結します。ルーフキャリアの荷物は車両全体に荷重が均等になるよう置き、車種ごとに決められた重さの上限を超えないようにします(トヨタの取扱説明書)。固定は出発前に必ず確かめ、長距離や荒れた路面、高速道路を走る区間では、途中で車を止めて緩みがないか点検します(同)。南オーストラリア州国立公園局は、屋根の荷物を下ろすときに踏み台があると便利だと述べています。屋根の上は取り出しにくいため、現地に着くまで触らない道具を先に上げ、着いてすぐ使う道具は車内に残しておくと、積み下ろしの行き来が減ります。ロープで縛るなら、南京結びはてこの原理で強く締め上げられるので、揺れで緩みにくい固定に向きます。仕分けの途中で雨よけの布を一時的にかけておきたいときは、馬つなぎなら末端を引くだけで一瞬で外せるので、仮留めに使えます。荷物を積むと重心が上がるため、急な加速や旋回、急ブレーキは避け、普段より慎重に走ります(同)。

南京結び
南京結び写真: Der Barbar / CC BY-SA 4.0
馬つなぎ
馬つなぎ写真: Tom Murphy VII / Public domain

出典

  1. 公的機関・英語 米国土地管理局(Krista Berumen)(2025) Pitch Perfect: A Beginner's Guide to Camping Adventures
  2. 公的機関・英語 NSW国立公園野生生物保護局(NPWS) The ultimate camping checklist
  3. 公的機関・英語 南オーストラリア州国立公園野生生物保護局(2020) Your guide to packing for your next camping trip in SA's national parks
  4. 資料 トヨタ自動車 運転にあたって:荷物を積むときの注意(RAV4 PHEV 取扱説明書)