SPF・PA
SPFはUVB、PAはUVAへの防御力を示す数値で、効果を保証しません
意味
SPFは、日焼け(サンバーン)の主な原因となるUVBを防ぐ効果を数値化した指標です。日本皮膚科学会は、UVBを浴びた翌日に出る赤み(紅斑)を指標にした試験で測ると説明しています。数値が大きいほど紫外線防御効果が高いとされています。PAは肌の奥まで届き、しわやたるみなど光老化に関わるUVAを防ぐ効果を「+」の数で段階的に示した指標です。どちらも一定の条件下で測定された数値であり、化粧品全体の効果の高さを保証するものではありません。
読み方のポイント
SPFやPAの数値は、肌1cm²あたり2mgという規定量をムラなく塗った上での試験結果です。日本皮膚科学会によると、実際に塗られている量は必要量の3分の2ほどにとどまりやすく、効果は半分くらいになりやすいといいます。顔全体は真珠2個分ほどが目安で、汗をかいた後や3時間おきに塗り直すと近づけやすくなります。SPFは50を超える数値を「50+」とまとめて表示する決まりです。
解説動画
視聴済み
0/1
【UVケア超基本編スキル】効果レベル表示の「SPFとPA」
UVAとUVBの違いとSPF・PAの対象
紫外線は波長によっていくつかの種類に分けられ、肌への届き方が異なるとされています。肌の表面で吸収される紫外線と、肌の奥まで届く紫外線とでは影響のあらわれ方が違うといわれ、SPFは主に肌の表面に関わる紫外線への防御力を、PAは肌の奥に届く紫外線への防御力を示す指標というように、それぞれが対象にしている紫外線の種類が異なります。
SPFの数値の考え方
SPFの数値は、何も塗らない状態で肌が赤くなり始めるまでの時間を、どのくらい先延ばしできるかという考え方にもとづいて算出されているといわれています。ただしこれは決められた条件のもとでの目安であり、肌が赤くなるまでの時間は人によって差があるため、数値どおりの時間を先延ばしできると受け止めるのは適切ではありません。
PAの4段階表示
PAは、肌の奥に届く紫外線への防御力を「+」の数で段階的に表したもので、国内ではPA+からPA++++までの4段階に分けて表示されています。段階が多いほど防御力が高い設計とされていますが、どの段階を選ぶかは、そのときの紫外線の強さや過ごし方に応じて考えることがすすめられます。
数値の選び方についての考え方
SPF・PAは数値が高いほど安心というものではなく、数値の高い製品ほど肌への負担も大きくなりやすいといわれています。そのため、日常的な外出なのか、屋外でのスポーツやレジャーなのかといった過ごし方に応じて、必要な範囲の数値を選ぶという考え方が紹介されています。数値の大小だけで選ぶのではなく、自分の生活シーンに合わせることが一つの目安になります。
出典
- 公的機関 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A Q12 サンスクリーン剤の性能表示
- 公的機関 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A Q13 サンスクリーン剤の使い方
この項目が出てくる攻略
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモストラテジー
兵法と戦略、勉強法の図鑑。原典と意訳を混ぜず、技ごとにどこまで確かめられているかを書く
兵法173・ハック202
シリーズ全11本を見る