ノンコメドジェニック
コメド(毛穴のつまり)ができにくいよう配合された表示です
意味
ノンコメドジェニックは、毛穴づまりの原因となるコメド(面皰)ができにくいことを確認する試験を経て配合された、という意味の表示です。メーカーの資生堂の案内では、製品を背中に4週間で計12回貼り、5週間目に角層を剥がして顕微鏡でコメドを調べる試験で確かめています。ニキビは皮脂の多さ、毛穴のつまり、ニキビ菌の増殖による炎症が関わるため、表示があっても、ニキビが必ず防げるわけではありません。
読み方のポイント
日本皮膚科学会のQ&Aは、ニキビのある人の基礎化粧品や保湿剤に「ノンコメドジェニック」または「ハイポコメドジェニック」と明記されたものをすすめています。ただ、6人の背中で製品を4週間試した2006年の研究は、コメドを起こすとされる原料を使った製品でも、製品としてはコメドを起こすとは限らないと結論しています。Cureskin の皮膚科医の動画は、初めての製品はパッチテストで試すよう説明しています。
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【5分で学べるスキンケア】ノンコメドジェニック
コメドとニキビの関係
コメドとは、毛穴に皮脂や古い角質が詰まった状態を指し、ニキビのごく初期の段階にあたるとされています。この状態にアクネ菌が増殖することで炎症が進み、赤みや黄色みを帯びたニキビへと進行していくと考えられています。そのため、毛穴が詰まった状態そのものをできにくくしておくことが、ニキビ対策の入り口の一つとして位置づけられています。
ノンコメドジェニックテストが確認していること
ノンコメドジェニックテスト済みという表示は、その製品を使用してもコメドができにくいことを確認する試験を経ている、という意味の表示です。ただし試験の方法や対象は製品ごとに異なり、統一された公的な基準があるわけではないため、この表示があれば誰の肌でもニキビができないと保証されるものではありません。
ベースメイクにも見られる表示
ノンコメドジェニックの表示は、化粧水や乳液といったスキンケア製品だけでなく、ファンデーションなどのベースメイクにも見られます。肌に触れる面積や時間が長い製品であるため、毛穴の詰まりが気になる人は、スキンケアだけでなくベースメイクを選ぶときにもパッケージの表示を確認するという視点があります。
表示だけで判断しない
パッケージの表示は選ぶときの目安にはなりますが、ノンコメドジェニックの表示がない製品でも毛穴が詰まりにくい場合はありますし、表示があっても肌に合わないことはあります。実際に使ってみたときの肌の状態を確認しながら、自分に合うかどうかを見極めることが大切です。
出典
- 公的機関 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A にきび Q23
- 資料 林伸和(虎の門病院 皮膚科部長)・日本化粧品工業会(2013) にきびとそのケア
- 資料 資生堂 お客さまサポート 「ニキビのもとになりにくい処方」とはどういう処方ですか?
- 論文・英語 Draelos ZD, DiNardo JC(2006) A re-evaluation of the comedogenicity concept
- 動画・英語 Cureskin What do you need to know about non-comedogenic products? - Senior dermatologist | Cureskin
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