ジャングルインベード
相手ジャングルへの侵入と対処
なぜ侵入するのか — 目的を理解する
きちんとジャングルを狩って寄りを回していても、相手ジャングラーよりゴールドが少ないことがある。原因は大抵、相手が序盤にキルを重ねたか、あるいは少しずつ自陣ジャングルに侵入してモンスターを盗んでいるかのどちらかだ。
だから正しい侵入のやり方と、自陣ジャングルの守り方を学ぶ必要がある。ただし、モンスターを一つ二つ盗むだけで大きなリードになると思うのは間違いで、それだけではむしろ遅れてチームを混乱させることもある。
侵入の本質は目先のゴールドではなく、相手のリズム(試合の主導権)を握ることにある。
利点1・2 — 相手の育成を遅らせ、経済差を広げる
第一の利点は相手の育成を遅らせることだ。侵入で相手ジャングラーのモンスター確保を妨げると、相手はレベルとアイテムが遅れて主導権を失う。
例えば重要なバフ(ルナの青バフなど)を奪えば、マナ依存の相手はファームが回らず、レベル4に間に合わず、序盤の奇襲や集団戦で得意のコンボを決められなくなる。第二の利点は経済リードの拡大だ。
相手のジャングルモンスターを奪うと、自分の収入が上がるだけでなく、相手が得るはずだった経験値とゴールドを丸ごと奪える。両者の間に直接的な経済差が生まれ、自分の初コアアイテムやレベル4、強くなるタイミングを相手より早められる。
利点3・4 — 主導権を握り、相手の主導権を抑える
第三の利点は試合の主導権を握れることだ。侵入で相手を抑え込むと、いつ中立ボスを取るか、いつ誰に奇襲を仕掛けるかをこちらが決められ、相手を『行動する側』から『反応する側』へ回せる。
主導権を握れば味方は自分のタイミングで戦えるが、相手に握られると常に後手で守勢に立たされる。第四の利点は相手の主導権を抑えられることだ。
敵ジャングルに侵入すると、相手はモンスターを守りに寄ってくる。守りに来ればレーンが手薄になり味方が安全にファームでき、来なければ資源をただで奪える。
どちらに転んでも相手はゴールド・経験値・マップ支配・圧のいずれかを失う。
本物の侵入とは — チームのために優位を作る
本物の侵入は、味方の死の上に成り立つものではない。味方を一人二人死なせてバフを奪っても割に合わず、いっそ奪わない方がよかったことになる。
味方が交戦を強いられているのに助けず、二つモンスターを盗みに走るのも、単なる損害軽減であって主導権でも圧でもない。ジャングルの本当の仕事はファームでもキルでもなく、チーム全体の優位を作ることだ。
5対5の集団戦なので、ミドルのウェーブ処理を手伝うのもゴールドを吸うためではなく、ミドルにレーン優位を与えて両サイドへ寄らせ、人数有利を作るためだ。主導権は自分の技量だけでなく味方の連携にも左右されるので、ジャングラーは常にチームを軸に考える必要がある。
侵入向きのヒーローと基本目的
侵入に向くのはステルス(隠密)を内蔵したヒーローだ。敵陣に入ってバフやモンスターを奪い、安全に抜けやすい。
侵入の主目的は相手ジャングラーのファームを妨害し、相手チームのゴールドと経験値を減らすこと。そうすれば集団戦のときにこちらが経済で上回れる。
ただし序盤4分間は敵陣ジャングルに入るとダメージが10%減る仕様があるので注意。ゴールドが潤沢でない限り、単独では入らないこと。
隠密ヒーローでの侵入のコツ
ステルス持ちのジャングラーは、開幕から使えるステルスで敵に気づかれず敵陣へ入り、主要なゴーレムを狩ってすぐ戻れる。序盤の侵入の肝は気づかれないことだ。
長居すると捕まるので、欲張らず素早く抜けて自陣ジャングルの周回に戻る。自陣が主収入源であり、侵入はあくまで副次的な稼ぎだと心得る。
もう一種のヒーローは中立ボス(タイラント)付近に張り込んで、相手が取ろうとするバフを横取りしたり、逆サイドへ回って赤バフだけ奪って抜けたりする。バフ狙いを勧める理由は、バフゴーレムがジャングル内で最もゴールドと経験値が多く、70秒間のステータスバフも付くからだ。
序盤にバフの一つを奪えば、相手はミドルなど他レーンを処理しない限りレベル4に届かなくなる。バフは茂みが近い中央にあるので、バフを茂みへ引き込んで狩れば気づかれにくい。
いつ・どう侵入するか、タワーとの連動
通常は開幕、最初のジャングルが湧くまでの30秒を使って敵陣へ入り、気づかれないよう最適なルートを選ぶ。ステルスの無いヒーローで入るときはとくに慎重に。
集団戦に勝って相手ジャングラーを倒したら、交戦地点に近い敵ジャングルの片側を丸ごと狩れる。また味方がタワーを壊すと相手はその一帯の視界を失うので、そこから侵入して奪いやすくなる。
最初の3つのタワーを取ればジャングルの一部に、次の3つも取れば敵ジャングル全域に容易に踏み込める(逆も同様なので守りにも注意)。
守りと連携、狙う標的の優先度
相手がこちらのジャングルへ侵入してきたのに味方の助けが無いなら、無理せず逆サイドへ移って狩りを続ける。単独の侵入で見つかったら戦わず逃げること。
味方が敵ジャングルにいて自分は自陣を狩っているなら、自分の側を終えてから合流する。相手が三人がかりで自陣ジャングルを荒らし、味方が止められないなら、別レーンを単独で押し込むプレーに切り替えるとよい。
荒らしに三人来ていれば他レーンは手薄なので、味方がそこで倒したりタワーを取ったりできる。自陣ジャングルを荒らされているときは、サポートが寄って敵の視界を取り、クラッシュレーナーが自陣バフ付近で視界を張るのが本来の守り方だ。
狙う標的はマークスマンやミドル(主力)を優先し、相手のジャングラーやクラッシュレーナーは味方に任せる。ゴールドが低いときは最も価値ある火力スキルを優先して上げ、無駄撃ちしない。
ミドルを担当するなら、敵の小型モンスターを少し盗むだけでも相手ジャングラーを苦しめられる。
侵攻の基本
Honor of Kingsにおける「侵攻」(敵のジャングルに侵入してモンスターを倒し、一時的な強化効果であるバフを奪う行為)は、適切なタイミングと深い理解が必要な戦略です。
バックアップなしで敵のジャングラー(ジャングルのモンスターを倒して育つヒーロー)のバフを奪おうとするのは非常にリスクが高く、失敗すると簡単に反撃を受けてしまいます。
適切なタイミング
敵のジャングラーやミッドレーナー(ミドルを担当するヒーロー)のHPが半分程度まで減っているとき、または倒されているときが、敵のバフを奪う絶好の機会です。特に敵ジャングラーのHPが少ない場合、彼らはバフを守れないため、リスクを最小限に抑えつつ侵攻できます。
この状況で敵がバフを奪い返そうとしても、HPの優位を活かして倒すことが容易になります。
恩恵と継続的な追跡
敵を倒してバフを奪うことに成功した場合、バフは即座にあなたへ移り、さらに敵を倒した分のゴールドと経験値も得られます。この優位を最大限に活かすには、敵のバフの復活時間を常に把握し、再び侵攻する機会をうかがい続けることが重要です。
敵ジャングラーやミッドレーナーがデスした際は、相手に損失を与える絶好のチャンスと捉え、積極的にバフを奪いに行きましょう。