拍のリズムで話してしまうのは、英文の1語ずつを同じ強さで並べ、平坦な「日本語英語」になる課題です。
文全体が平坦になり、単語は全部正しいのに「日本語英語」に聞こえます。How do you like your coffee? を「ハウ・ドゥ・ユー・ライク・ユア・コーヒー」と1語ずつ同じ強さで並べる形です。1語ずつ同じ強さで並べるリズムは、英語を聞き取りにくく、速く感じる一因にもなります(Yumi's English Boot Camp)。
日本語は拍(モーラ)を単位に数え、長音・「ん」・促音「っ」も1拍分の長さを持ちます(Kaname Naito の日本語学習者向けの動画)。ただし拍の長さがそろうという見方には賛否の証拠が両方あり、自然な会話では拍の数から語の長さを予測する力は丁寧な発話よりずっと弱いことも分かっています(Warner・Arai 2001)。英語は強い音節が目立ち、弱い音節が縮みます。
内容語(名詞・動詞・形容詞・副詞)を強く、冠詞・前置詞・接続詞・代名詞は弱く短くします。先に強い語へ印を付けて読むと体感できます。cat dog に and や a を足しても、cat と dog を強く読むリズムは変わりません(Yamaha Japan)。How do you like を短く詰めて、coffee へ向かって言う練習もします(Yumi's English Boot Camp)。
練習語:I WANT to GO to the STORE.(大文字だけ強く、残りは潰す)
出典
- 論文・英語 Warner N, Arai T(2001) Japanese mora-timing: a review
- 論文・英語 Warner N, Arai T(2001) The role of the mora in the timing of spontaneous Japanese speech
- 動画・英語 Kaname Naito Japanese Pronunciation: Rhythm
- 動画 Yamaha Japan 英語と日本語のリズムの違いをやさしく解説!『Let's Try! 英語のリズム』
- 動画 Yumi's English Boot Camp 中学英語のフレーズで裏拍のリズムをマスター!
- 動画 だいじろー Daijiro カタカナ英語でも最低これを気をつけよう!【英語のメロディ解説】