絶景ロード図鑑
知床横断道路(北海道・東北)
知床横断道路は、知床峠を越えて斜里町と羅臼町を結ぶ山越えの道です。同乗者の窓には、雄大な知床連山の羅臼岳が間近に迫ります。晴れた日には、オホーツク海の先に遠く国後島まで見渡せます。標高738メートルの知床峠駐車場に停めると、道を渡った歩道から眼下の景色が広がります。運転する人は、駐車場に停めてから眺めます。…
オロロンライン(北海道・東北)
オロロンラインは、日本海沿いを北上して稚内へ向かう海岸の道です。左手に日本海が広がり、晴れた日には海に浮かぶ円錐形の利尻富士が見えます。天塩から稚内の区間は、右手にサロベツ原野が続き、巨大な風車が並びます。夕来展望所では、日本海と利尻島、礼文島の島影、広大な湿原が同時に入ります。ノシャップ岬では…
八幡平アスピーテライン(北海道・東北)
八幡平アスピーテラインは、岩手県と秋田県を結ぶ火山の高原道路です。火口跡にできた大小の沼が点在し、アオモリトドマツの樹海が山肌を包みます。見返峠駐車場の展望台に停めると、岩手山や森吉山など周辺の山々の眺めが広がります。別の展望所からは秋田駒ヶ岳の山並みも見え、天気次第で雲海が現れる日もあります。手つかずの自然が続き…
磐梯吾妻スカイライン(北海道・東北)
磐梯吾妻スカイラインは、福島の吾妻連峰を走る火山の山岳道路です。中間地点の浄土平では、吾妻小富士の火口を見下ろせ、周囲に噴気孔が点在して硫黄の匂いが漂います。吾妻山、一切経山、吾妻小富士といった活火山の峰が望めます。火山の上を走る実感のある景色です。つばくろ谷では、不動沢橋から谷底と福島市街地が見渡せます。10月は…
蔵王エコーライン(北海道・東北)
蔵王エコーラインは、宮城県と山形県を蔵王連峰で結ぶ山岳道路です。御釜は、刈田岳、熊野岳、五色岳に囲まれた円形の火口湖で、強酸性の湖面が光や天候で色を変えます。駒草平の展望地は、西に不帰の滝と振子滝、東に奥羽山脈の先の太平洋まで見渡せ、運がよければ雲海も出ます。滝見台からは、高さ181mの三階滝や不動滝…
ビーナスライン(関東・甲信越)
ビーナスラインは、長野県の高原を結んで美ヶ原へ登る山岳道路です。視界を遮るものが少なく、八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、中央アルプスが見渡せ、快晴なら遠く富士山まで見えます。7月上旬から下旬は、車山肩や霧ヶ峰の草原でニッコウキスゲが群生します。最高地点の道の駅の展望テラスは、浅間山と北アルプスを望み…
志賀草津道路(関東・甲信越)
志賀草津道路は、草津温泉と志賀高原を結ぶ国道292号の山岳道路です。群馬県側は草津白根火山の荒涼とした景観が広がり、長野県側の志賀高原は白樺林が続く爽やかな高原に変わります。この対比が、このルートの最大の見どころです。白根山の湯釜はエメラルドグリーンの火山湖ですが、近づける日は限られます。…
日光いろは坂(関東・甲信越)
日光いろは坂は、日光市街と中禅寺湖を結ぶ、48カーブの坂道です。上り専用の坂の途中にある明智平展望台は、中禅寺湖と男体山を一望でき、いろは坂そのものを見下ろせます。上り専用の坂には、中禅寺湖、男体山、華厳の滝のパノラマが広がる展望所もあります。秋は日光でも指折りの紅葉の名所で、中禅寺湖と男体山が秋色に染まります。…
箱根ターンパイク(関東・甲信越)
箱根ターンパイクは、小田原から大観山へ登る眺めのよい有料道路です。途中に相模湾や箱根の山々を望む場所があります。終点の大観山は標高1,011mで、芦ノ湖越しの富士山、反対側の相模湾、伊豆諸島、房総半島まで見渡せます。晴れた日には駿河湾や伊豆半島までのびやかに広がります。ただし雲に覆われた日は…
房総フラワーライン(関東・甲信越)
房総フラワーラインは、房総半島の南端を海沿いに走る花の道です。洲崎灯台は、東京湾の入口と太平洋を一望できる登録有形文化財です。平砂浦海岸は、クロマツ林が続く白砂青松の浜で、冬から早春は道の両側に菜の花が咲きます。野島埼灯台は白く輝く姿から白鳥の灯台と呼ばれ、展望台から太平洋の向こうに伊豆大島が望めます。…
千里浜なぎさドライブウェイ(中部・北陸)
千里浜なぎさドライブウェイは、砂浜を車で走れる石川県の海岸道路です。西向きの海岸なので、日没が正面の海に落ち、沈む太陽が砂浜を金色に染めます。海は数メートル横にあり、波がタイヤのすぐ近くに寄せる日もあります。同乗者は窓から眺め、運転する人は、車を安全な場所に停めてから眺めます。入口の近くには…
白山白川郷ホワイトロード(中部・北陸)
白山白川郷ホワイトロードは、石川県と岐阜県を結ぶ山岳道路です。白山展望台からは、最高峰の御前峰を含む白山の主峰が見えます。白川郷展望台は、合掌造りの集落と山並みを見下ろし、晴れた日には立山連峰も望めます。秋は雲海が出る日があり、紅葉が「もみじの絨毯」のように広がります。展望台の近くには…
伊豆スカイライン(中部・北陸)
伊豆スカイラインは、伊豆半島の尾根沿いを走り、富士山と海を望む有料道路です。東に相模湾、西に駿河湾、北に富士山を望む尾根の道です。玄岳の駐車場には展望デッキがあり、快晴の日には富士山と駿河湾、田方平野が眼下に広がります。巣雲山は駐車場から山頂まで20分ほどで往復でき、晴れた日には遠く南アルプスの山々も見えます。…
富士山スカイライン(中部・北陸)
富士山スカイラインは、富士宮市と御殿場市を結び、五合目へ登る無料の山岳道路です。周遊区間では大きな樹海の広がりと富士の稜線が続き、晴れた日には駿河湾方面まで見渡せます。水ヶ塚公園は富士山の眺めが開けやすく、芝生の向こうに山の全景が見えます。西臼塚駐車場は周遊区間にあり、樹林に囲まれた休憩地です。…
角島大橋(近畿・中国・四国)
角島大橋は、本州と角島を結ぶ全長1,780mの、海の上を渡る無料の橋です。橋の両側の海は、海底の白い砂が光を返し、エメラルドグリーンからコバルトブルーへと刻々と色を変えます。橋脚の高さを18mに抑えているので、海面に近い目線で渡れます。白い橋桁が、海の上へ長く伸びて見えます。本州側の海士ヶ瀬公園では…
しまなみ海道(近畿・中国・四国)
しまなみ海道は、尾道と今治を橋でつなぎ、瀬戸内の島々を渡る約60kmの道です。向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島の6つの島を橋でつなぎ、窓の外には瀬戸内の海と島影が続きます。尾道側の向島は、映画のロケ地にもなった風情ある景色です。多々羅大橋は、完成時に世界最長の斜張橋となった橋です。大島の亀老山展望公園からは…
四国カルスト(近畿・中国・四国)
四国カルストは、愛媛と高知の県境に続く、標高約1,400mの高原を走る道です。地表に出た白い石灰岩が草原のあちこちに点在し、放牧された牛が草を食べる風景が広がります。石灰岩がむき出しの岩原や、すり鉢状のくぼ地も見られます。県道383号は「天空の道」と呼ばれ、尾根づたいに左右へ草原と空が開けます。標高の高い所からは…
石鎚スカイライン(近畿・中国・四国)
石鎚スカイラインは、石鎚山の中腹を土小屋へ登る全長18kmの山岳道路です。石鎚山は標高1982mの西日本最高峰で、晴れた日には山頂から瀬戸内や中国地方、九州の山々まで遠望できます。秋は山頂付近から色づきが始まり、モミジやカエデの赤と黄が山肌を染めて山麓へ下りてきます。丸高山と岩黒山の2か所のビューポイントでは…
やまなみハイウェイ(九州・沖縄)
やまなみハイウェイは、大分の由布から熊本の阿蘇へ続く、約50kmの高原の道です。長者原のあたりでは、草原の向こうに噴気の上がる硫黄山が見え、両脇に星生山が並びます。最高地点の牧ノ戸峠からは、くじゅう連山と阿蘇の山々が見渡せます。展望台まで歩くと、沓掛山の斜面が広がります。瀬の本高原は、近くにくじゅう連山…
ミルクロード(九州・沖縄)
ミルクロードは、阿蘇の外輪山の草原を縫って走る、熊本の高原の道です。外輪山の内側には、日本有数の雄大な草原が広がります。草原のはるか向こうに、阿蘇の山々が連なって見えます。阿蘇五岳には、形の整った杵島岳や、山頂が鋸の刃のように尖る根子岳が並びます。中岳は、いまも地鳴りとともに噴煙を上げています。…
日南フェニックスロード(九州・沖縄)
日南フェニックスロードは、宮崎市から都井岬へ続く、ヤシ並木と日向灘の海岸道です。紺碧の海とフェニックスの並木が織りなす、南国らしい景色が続きます。道の脇には、岩場に打ち寄せる白い波が続きます。堀切峠に差しかかると視界が開け、太平洋のパノラマと海岸線が眼下に広がります。青島の周辺では…
古宇利大橋(九州・沖縄)
古宇利大橋は、屋我地島と古宇利島を結ぶ全長約1,960mの、海を渡る無料の橋です。エメラルドグリーンの海の上を、橋が真っすぐに伸びていきます。海の色は場所によって濃淡が違い、色のコントラストは長く眺めても飽きません。晴れた日には、遠くまで透ける海底が見えることもあります。両側を遮るものが少なく…
伊良部大橋(九州・沖縄)
伊良部大橋は、宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの、海を渡る無料の橋です。橋の上から見える海は、透明感のある「宮古ブルー」です。満潮のときはエメラルドグリーンにきらめきます。干潮のときは、海底のサンゴ礁やホワイトサンドが見えて、薄いコバルトブルーになります。橋の駅の屋上や牧山展望台からは…
