イラスト素材・LINEスタンプの販売

積み上げる

絵を素材や会話用のセットにして売る

どんな仕事?

描いたイラストを素材サイトに預けたり、メッセージアプリの会話で使う絵をセットで販売したりします。スタンプは8個や16個といった単位で申請し、審査を通ると並びます。問われるのは画力そのものより、会話で使いたくなる一言と、小さくても意味が伝わる形の作り方です。

仕事の流れ

題材と登場させるキャラクターを決め、規定のサイズで描き出します。素材サイトなら数日から数週間の審査、スタンプにも公開までの待ち時間があり、文字の誤りや権利の疑いで差し戻されます。公開しただけでは埋もれるため、自分で知らせるところまでが一往復です。

単価と収入の目安

スタンプは1セット売れて手元に十数円から数十円が残る程度で、1セットだけでは月に数十円で終わるのがほとんどです。素材の方は用途が広いぶん、数年かけて売れます。足し算が効くのは数十セットや数百点を並べた後で、そこまで届かずにやめてしまう人が多い分野です。

最初の1件までにやること

まず自分がよく送る言葉を40個ほど書き出し、絵にできるものを選びます。道具は1万円前後のペンタブレットで足ります。1セット出して審査の勘所をつかんだら、同じキャラクターで数を並べます。振込には最低金額の条件があることが多いので、先に確かめます。

向かない人・つまずくところ

実在の人物や他社のキャラクターに似せると審査で落ち、公開後でも消されます。流行の言葉は寿命が短く、半年で売れなくなることもあります。描くのは楽しくても同じ絵柄を何十枚も描き続ける単調さで折れる人が多い分野です。生成AIで下絵を作る場合は、学習元の条件を先に確かめる必要があり、生成AIの出力を納品するときの注意にまとめてあります。

解説動画: 【無料で簡単】LINEスタンプ『クリエーターズ登録と申請方法』を解説。/nemu room / ねむるーむ

クリエイター登録の流れ: 販売サイトへはメッセージアプリのアカウントでログインでき、規約に同意して国と事業形態、名前を入れる。名前は日本語でも英語でもよい。届いたメールのリンクを開くと申し込みが完了し、あわせてアカウント設定で送金先の情報を登録しておく必要がある。

登録画面で入れる項目: マイページの新規作成からスタンプを選び、種類を指定して情報を埋めていく。タイトルと説明文は英語が必須で、日本語は言語を追加して別に書く。クリエイター名はタイトルの下、コピーライトはスタンプの下に表示され、こちらは毎回変えることもできる。カテゴリは必須ではない。

オリジナルかどうかを答える: 自作ならコラボレーションのスタンプではないほうを選び、写真を使っているかどうかも答える。オリジナルならライセンス証明書は不要。公開か非公開かのプライベート設定もこの画面で決める。すでに使われているタイトルはエラーになるので、問題がなければ保存に進む。

画像はサイズ違いで弾かれる: 画像の登録は個数を先に選ぶところから始まり、本体の絵に加えてメイン画像とタブ画像も要る。サイズなどが違うとエラーになる。プレビューで表示を確かめてから申請する、という順で進めている。タグもこの画面で設定できる。

審査と二次創作でのリジェクト: 承認されれば販売を開始でき、リジェクトされると修正して出し直しになる。本人もゴルフのスタンプで元ネタに寄せすぎ、二次創作と見なされてリジェクトされたと明かしている。タグは承認後の二、三日以内に自動でも設定され、販売開始から百八十日以上たつとプレミアム扱いになる。