電子書籍の出版

積み上げる

自分で書いた本を電子書店で売る

どんな仕事?

原稿を自分で書き、電子書店の個人向けのしくみを使って販売します。企画会議も編集者もなく、価格も表紙も自分で決められる代わりに、売れる形にする責任も全部自分に来ます。実用書や体験記、専門の解説が中心で、読者が抱える具体的な悩みに答えるものほど長く残ります。

仕事の流れ

構成を決めて2〜5万字ほど書き、表紙を用意し、指定の形式に変換して登録します。審査を経て数日から1週間で並びます。読み放題の枠に入れるかで受け取り方が変わり、他店に出せない独占の条件が付くこともあります。公開後は説明文と表紙を直しながら次の巻を足します。

単価と収入の目安

定価の35〜70%が取り分という設定が多く、読み放題では読まれたページ数で分けられます。1冊目は月に数百円で終わることが多く、3冊から5冊並べたあたりで足し算が効きます。売れ続ける保証はなく、話題性だけで出た本ほど、落ちていくのも早い傾向があります。

最初の1件までにやること

人に説明したことのある話を選び、目次から先に作ります。表紙は自作するか外注し、外注なら5千〜2万円が目安です。分量より最後まで読み終えられるかが大事なので、短くても構いません。値付けや巻数の考え方は単価の決め方も合わせて読むと決めやすくなります。

向かない人・つまずくところ

本を出したという達成感で止まる人が多い副業です。1冊出しただけでは収入になりません。引用の範囲を越えて他人の文章を載せる、実在の人物が特定できる形で書くといった事故も起きます。本業で見聞きした話を材料にするなら、秘密保持義務の確認が先になります。

解説動画: (再アップ)【2024年度最新:Kindle出版方法】Kindle(電子書籍)出版する手順を実践解説(無料サンプルデータ付)/椿文庫 | AI本づくり解説チャンネル

電子書籍を出すまでの流れ: 大手ネット書店の個人向け出版のしくみを使います。アカウントを作り、表紙と中身を用意し、専用アプリで書籍の形式に変換してから、端末での見え方を確かめて出版を申請する順です。本作りには時間がかかりますが、登録から申請直前までの操作そのものは短く、動画では十五分で通しています。

登録でつまずくところ: 著者と出版社の名義はニックネームではなく本名か会社名を入れます。次に印税を受け取る振込口座、最後に税務の情報を登録します。納税者番号の欄には日本のマイナンバーと書かれていますが、ここに番号を入れるのは誤りで、チェックを外して居住国が番号を発行していないという項目を選ぶのが正しいと説明しています。

引かれる税は売れた国で違う: 日本のサイトで電子書籍が売れた分の源泉徴収はゼロですが、米国のサイトで売れた分には三割かかります。紙の本はさらに広く、日米豪加の四か国で三割です。実例では3,433円の売上から三割が引かれ、2,404円が振り込まれていました。引かれた額が入るだけなので、米国へ確定申告する必要はありません。

申請画面で決めること: タイトルとふりがな、レーベル、シリーズ名、版と進みます。シリーズ名は続きを出したときに探されやすくなり、版は誤字を直した後にどれが最新かを示す欄です。内容紹介には本の紹介文を丁寧に書きます。カテゴリーは三つまで選べ、キーワードと合わせて読者が見つける入口になります。

値付けと公開まで: 生成AIを使ったかの申告があり、文章、画像、翻訳のどこに使ったかを入力します。電子書籍にISBNは基本的に要りません。取り分は七割の側を選び、値段は似た本を調べて合わせます。動画の例では図鑑として三百円に設定していました。申請を押すと七十二時間以内に並びます。