納品
契約と仕事の言葉
納品は、完成したものを相手へ渡す手続き。
どういう意味?
完成したものを、決められた形式と方法で発注側へ渡すことです。渡した日が納品日になり、期日を守れたかの基準になります。公正取引委員会のQ&Aによると、フリーランス法の対象の取引では、発注側が納める物の内容・期日・場所を書面やメールで示す決まりで、検査をするなら完了日も含みます。副業ウェブライターのななゆうチャンネルは、始める前に仕事内容・納期・納品形式を確かめるよう勧めています。
どこで出てくるか
契約書の納期の欄、案件サイトのメッセージ欄、クラウドの共有フォルダなどで出てきます。納品のあとに検収が続き、そこを通ってから請求へ進むのがよくある順序です。同じQ&Aによると、フリーランス法の対象の発注側は、報酬の支払期日を受け取った日から60日以内のできるだけ短い期間で定める決まりで、メールで送ったデータは相手のコンピュータに記録された時点が数え始めの日です。
使うときの注意
送っただけで安心せず、相手が開けたかまで確かめてください。編集できる元データを渡すかは著作権と納品物の権利の扱いで変わるので、引き受ける時点ですり合わせておくと安全です。会計ソフト会社の解説動画は、納品書を納めた証明として、もめたときの備えに発行しておくとよいと説明しています。共有リンクの期限にも気をつけ、渡したものは消える前に自分の側にも控えましょう。
出典
- 公的機関 公正取引委員会 Q&A(フリーランス・事業者間取引適正化等法)
- 動画 ななゆうチャンネル | Webライターで理想を叶える 【副業初心者必見】クラウドソーシングで案件応募〜納品までの流れ【完全版】
- 動画 個人事業主チャンネル by 弥生 【フリーランス必見】納品書の基本!知っておくべき書き方・送り方と注意点
解説動画: 【納期】プロイラストレーターのスケジュール管理方法大公開!!【厳守】/まさるドット子
納期より5〜10日前に出す: 月に5〜10件を同時に進める前提で、相手が指定した納期そのものは目標にしない。5〜10日ほど早い日を自分の納品予定として組む。完成後に修正が入るため、ぎりぎりの提出を避ける狙い。本来の納期は忘れていいと言い切り、組んだ予定だけを見て動く。
工程を3つに割って書く: 1件をラフ・線画・着色に分け、1週間ずつずらして手帳へ書き込む。各工程と修正のたびに発注側のチェックが入り、1日から1週間かかるので、提出の間隔は最低1週間空ける。手帳は見開きで1か月が見えるカレンダー型を使う。
自分の制作時間を数える: 組む前に1枚あたりの所要を把握しておく。話し手の場合はラフと線画で3時間、着色で4時間の計8時間。背景ありなら線画と着色に1時間ずつ追加。1日8時間・残業なしで計算し、混んでいない月は1日あたり2時間ほど余裕を足す。
予定は必ず余らせる: 無理な日程は組まない。修正は必ず入る前提で余白を残し、週休二日を先に入れておく。この空きが、不測の事態のときそのまま使える。病気や身内の不幸だけでなく、寝落ちや飲み会、新作ゲームの発表も不測の事態として数えている。
今日の分は今日終える: 終えた工程は青いマーカーで線を引く。明日に回す選択は取らず、足りなければ就業時間の後へ延ばす。案件が重なって枠が無いときは、同じ工程を1日にまとめて処理して日程を空ける。月末に余った2日は次の月のラフに使うか、空けたままにする。