納品
契約と仕事の言葉
完成したものを相手へ渡す手続き
どういう意味?
完成したものを、決められた形式と方法で発注側へ渡すことです。渡した日が納品日になり、期日を守れたかの基準になります。データの仕事では、ファイル形式やフォルダ構成まで含めて納品の条件とされることが多く、中身が同じでも形が違えば差し戻されます。
どこで出てくるか
契約書の納期の欄、案件サイトのメッセージ欄、クラウドの共有フォルダなどで出てきます。納品のあとに検収が続き、そこを通ってから請求へ進むのがよくある順序です。月末締めの案件では、数日の遅れが入金の1か月ずれにつながることもあります。
使うときの注意
送っただけで安心せず、相手が開けたかまで確かめてください。編集できる元データを渡すかは著作権と納品物の権利の扱いで変わるので、引き受ける時点ですり合わせておくと安全です。共有リンクの期限にも気をつけ、渡したものは消える前に自分の側にも控えましょう。
解説動画: 【納期】プロイラストレーターのスケジュール管理方法大公開!!【厳守】/まさるドット子
納期より5〜10日前に出す: 月に5〜10件を同時に進める前提で、相手が指定した納期そのものは目標にしない。5〜10日ほど早い日を自分の納品予定として組む。完成後に修正が入るため、ぎりぎりの提出を避ける狙い。本来の納期は忘れていいと言い切り、組んだ予定だけを見て動く。
工程を3つに割って書く: 1件をラフ・線画・着色に分け、1週間ずつずらして手帳へ書き込む。各工程と修正のたびに発注側のチェックが入り、1日から1週間かかるので、提出の間隔は最低1週間空ける。手帳は見開きで1か月が見えるカレンダー型を使う。
自分の制作時間を数える: 組む前に1枚あたりの所要を把握しておく。話し手の場合はラフと線画で3時間、着色で4時間の計8時間。背景ありなら線画と着色に1時間ずつ追加。1日8時間・残業なしで計算し、混んでいない月は1日あたり2時間ほど余裕を足す。
予定は必ず余らせる: 無理な日程は組まない。修正は必ず入る前提で余白を残し、週休二日を先に入れておく。この空きが、不測の事態のときそのまま使える。病気や身内の不幸だけでなく、寝落ちや飲み会、新作ゲームの発表も不測の事態として数えている。
今日の分は今日終える: 終えた工程は青いマーカーで線を引く。明日に回す選択は取らず、足りなければ就業時間の後へ延ばす。案件が重なって枠が無いときは、同じ工程を1日にまとめて処理して日程を空ける。月末に余った2日は次の月のラフに使うか、空けたままにする。