みずかがみ
暑さに強い
アミロース: 値が見当たらない
暑い年に玄米が白く濁るかどうかを見て選ばれた、滋賀県の品種です。滋賀66号と滋賀64号の交配から滋賀県農業技術振興センターで育成され、2014年に品種登録されました。選抜には高温登熟性検定ハウスでの系統選抜試験が使われています。
どんな米か
登熟期の高温で玄米が白く濁るかどうかを、高温登熟性検定ハウスでの系統選抜試験で調べて選抜された品種です(滋賀県農業技術振興センター)。ハウスの温度は県の広報で外より2度ほど高い設定と紹介されていますが、温度差と設置年の一次資料は確認できませんでした。暑さに強いという言葉の中身が、ここでは選抜の場所で書かれています。
生まれ
2003年に滋賀県農業技術振興センターで、大育1744(のちの滋賀66号)を母、滋賀64号を父として人工交配され、2014年に品種登録されました。高温の年でも玄米の外観が落ちにくい系統を選ぶことが育成の目標に置かれ、上の検定ハウスがその選抜そのものに使われているという経過が公表されています。
測られている値
アミロース含量の公表値は確認できませんでした。県の栽培マニュアルは玄米タンパク質6.5%以下を目標に挙げています。米のタンパク質は窒素の施肥量や登熟期の天候で動く値で、近赤外分光の食味計でも推定されますが、品種に固定して貼れる数値ではありません。目標値は栽培する側が使う指標にあたります。
どう使われているか
高温の年の外観品質を目的に育成された品種なので、産年と産地を確かめてから比べると条件がそろいます。炊き方の向き不向きを人のパネルで比べた公表データは見当たらないため、加水量と浸漬時間を一定にして自分で並べる形になります。暑かった年の記録から先に並べると、育成の目標と数値が結びついて読めます。