きぬむすめ
暑さに強い
アミロース: 値が見当たらない
農研機構が育成した、栽培できる地域が広い西日本向けの品種です。キヌヒカリと愛知92号(祭り晴)の交配から生まれ、2008年に品種登録されました。にこまるの母にあたる品種です。
どんな米か
高温登熟耐性を持つ西日本向けの品種として、にこまると同じ育成報告の中で扱われています。熟期は日本晴と同じころの早生で、栽培できる地域が広いことが公表されています。旧系統名は西海232号で、にこまるの母にあたる品種でもあります(農研機構 九州沖縄農業研究センター)。西日本の各県で奨励品種に採用されました。
生まれ
キヌヒカリを母、愛知92号(のちの祭り晴)を父として1991年に人工交配され、選抜されました。2005年に水稲農林409号として登録され、同じ年に島根県の奨励品種に採用されています。種苗法に基づく品種登録は2008年です。両親とも倒れにくく食味の良い品種として選ばれた組み合わせにあたります。
測られている値
アミロース含量の公表値は確認できませんでした。西日本向けの品種では登熟期の高温で玄米が白く濁るかどうかが評価項目になっており、育成報告ではこの品種が高温登熟耐性を持つ側に置かれています。米のタンパク質は栽培の窒素量と天候で動くため、品種名だけでは決まらない数値です。評価項目の中身を先に確かめます。
どう使われているか
炊く前の条件をそろえるほうが差を追えるので、浸す時間と加水量を先に決めてから比べます。産地ごとの評価は産年別に公表されていますが、基準米と比べた相対評価であって、順位ではありません。同じ産地でも年によって入れ替わるため、複数の産年を並べて読む形になり、産地名だけで決めることはできません。