水加減を直す
炊き上がってから
動かすもの: 水の量
硬い・柔らかいと感じたら、次に炊く水の量だけを動かします。米の重さの1.3〜1.5倍という幅の中でどこを取ったかを記録に残す工程で、動かす刻みは0.05倍(1合あたり約7.5mL)です。
何が起きているか
硬い・柔らかいと感じたときに、次に炊く水の量を動かす工程。農林水産省の基準加水量は米の重さの1.5倍、近年の電気炊飯器では1.3〜1.4倍とされ、水は米の重さの1.5倍はこの幅の上側にあたります。幅のどこを取ったかを重さではかると水をはかるの数字で残す場所が、この工程です。多い少ないではなく、幅の中の位置として書きます。
動かす数字
1合150gなら水は195〜225mLの幅に収まります。動かす刻みは米の重さの0.05倍、1合あたり約7.5mLほどで、水は米の重さの何倍か(加水量の重量比)として書き残します。好ましい炊き上がりは米の重さの2.1〜2.3倍とされています。合ではかるで量っているならまず重さに直し、前回との差だけを書き足します。幅の外へ出す前に、刻みを半分にして様子を見ます。
台所での測り方
1回に動かすのは水の量だけにし、浸す時間も火加減も前回と同じにします。同じ条件で2〜3回炊いてから次の刻みへ進めると、その日の米や室温による揺れと、水を動かしたことによる差とを分けて読めます。水は米の重さの何倍か(加水量の重量比)と硬いか柔らかいかの印象を並べて残し、炊飯器の目盛りを使った回はその旨も書きます。
よくある失敗
新米は水を1割減らすを出発点にすると前提が合いません。農林水産省は、保存技術の進歩で米の水分が年間約15〜16%に管理されるようになり、水加減に配慮することも少なくなったとしています。水と浸水時間を同時に変えると、べちゃついたも芯が残ったも原因が特定できません。動かした順番を書かないと元へも戻せません。