ツナマヨ
具
油漬けのまぐろとマヨネーズを合わせた具です。油分も水分も多いので、包み方と置く時間の条件を他の具より細かく見ますが、油をどれだけ切れば飯への染みが止まるかを測った資料は見当たりません。
何が変わるか
油漬けのまぐろとマヨネーズを合わせた具です。油分も水分も多いため、飯への染み方と、置ける時間の条件を他の具より細かく見ることになります。油を切る量で接触面の広がりが変わり、ラップで握るかどうかでも飯側への移り方が変わります。条件の数が多いので、比べるときは一つずつ動かすことになります。具の温度も、そこに数える一つです。
分かっていること
戦後に広まった新しい具です。油漬けのまぐろの缶詰は脱気と密封と芽胞まで届く殺菌を経ていて、マヨネーズとともにどちらも常温で流通するものです。冷蔵が要るのは開けたあとで、材料そのものの扱いではありません。マヨネーズ自体は食酢による酸と低い水分活性で細菌が生存しにくい設計ですが(キユーピー)、飯と具に混ざれば薄まり、その保存性はおにぎり全体には及びません。油は飯粒のすきまに入るため、時間が経つほど染みた範囲は広がります。
分かっていないこと
油を何グラム切れば飯への染みが止まるのか、具の温度が飯側へどう伝わるのかを測った公表資料は見当たりません。油の量の差が味として分かるのかも、三点識別試験法のような形で確かめた報告に行き当たりませんでした。染みた飯の物性も、老化(β化)と分けて測られておらず、数値が無いまま、経験だけが積み上がっている領域です。包み方ごとの差も、家庭の条件では確かめようがありません。
どう測れば分かるか
油を切る量だけを変えて握り、包む前後の飯の重さの差を取ります。染みた範囲は、接触面から距離ごとに飯を切り分ければ出ます。油を切る時間を秒で決めておけば、次に作るときも同じ条件になります。安全側の条件は自分で測らず、厚生労働省と自治体が公表している温度と時間の資料に返し、常温で持ち歩くと合わせて読みます。包材と気温も一つに固定して回します。