泉質名の並び順

判定と表示の欄

長い泉質名は、三つの枠でできています。特殊成分、陽イオン、陰イオンの順に横棒でつながれ、同じ枠の中は中黒で並びます。

分析書のどこに書いてあるか

分析書の6、泉質を示す一行です。名前は(特殊成分)-(陽イオン)-(陰イオン)という三つの枠に分かれ、枠と枠は横棒でつながれます。同じ枠に複数の成分が入るときは中黒で並ぶので、長い名前も横棒で切れば三つに分けて読めます。頭に特殊成分の付かない湯では後ろの二つの枠だけで名が終わります。記号それぞれの役目は、泉質名の横棒と中黒で並ぶ副成分が扱います。

何を表す数字か

上の表の数字の順番が、そのまま名前の順番になっています。鉱泉分析法指針(平成26年改訂)1-3は陰イオンと陽イオンの主成分をミリバル値の最も大きいもので定め、ミリバル%20.00以上の成分を多い順に列記して細分類するとしています。二つの表から別々に主成分を選ぶため、名前には枠ごとに一つずつが入り、名前の長さは、その線を超えた成分の数を写したものになります。

読むときの手がかり

頭の枠から読むと、湯の性格が先に来ます。特殊成分の書き順は指針1-3(4)で決められており、水素イオン・総硫黄・遊離二酸化炭素・ラドン・総鉄イオン・よう化物イオンの順に置きます。二つ以上が限界値を超えた湯では、この順位のとおりに頭書きが重なります。20.00%に届かない成分は名に出ないので、表にあっても名前からは消えます。個々の名の中身は泉質名の頭書きの側で引けます。

よくある誤読

名前が長い湯ほど成分が多い、と読むのは外れです。列記されるのは割合が20.00%を超えた成分で、総量の多い少ないは溶存物質計の行が示します。成分が一つに偏った湯ほど、名は短くなります。もう一つ、並びの左端をいちばん量の多い成分と読むのも違います。左端に入るのは特殊成分で、量ではなく指針の決めた順です。同じ湯でも掲示用の泉質名では短く書かれます。