分析終了年月日
判定と表示の欄
試験室での分析が終わった日です。壁の掲示に出る「温泉の成分の分析年月日」はこの日を指すと環境省の逐条解説が定めており、十年ごとに数え直す起点もここに置かれます。
分析書のどこに書いてあるか
温泉分析書の4「試験室における試験成績」のロにあります。鉱泉分析法指針(平成26年改訂)3-4は、試験室の欄に試験を行った者の氏名と所属する登録分析機関の名称を置き、続けて分析終了の年月日を記載すると定めています。同じ紙の3「湧出地における調査および試験成績」にも日付があり、指針の例示ではロが調査および試験年月日で、泉温と気温や湧出量と同じ枠に並びます。
何を表す数字か
試験室での分析作業が終わった日を表します。環境省『逐条解説 温泉法』(平成27年6月)は、温泉の成分等の掲示に並ぶ「温泉の成分の分析年月日」をこの欄の日付とすると書いており、十年ごとの再分析を数え始める起算日もここになります。掲示を書き替える期限だけは別の日から起算し、登録分析機関から結果の通知を受けた日から30日以内と温泉法第18条第3項が定めています。
読むときの手がかり
現地の日付とこの日付が離れていても、それは持ち帰った試料を測る時間です。指針の例示では、湧出地での調査および試験が平成19年2月12日、分析終了が同年3月11日で、およそ1か月空いています。壁の掲示に出るのは後ろの日付だけなので、分析書と掲示を見比べると日付が食い違って見えることがあります。紙の下端にある登録番号と作成の年月日も、同じ紙のどこを見るかの目印になります。
よくある誤読
日付の古さを、そのまま湯の中身の話に読み替える読み方です。温泉法第18条第3項が求めるのは掲示が十年以内の分析結果に基づくことで、数年前の日付は周期の途中にあるだけです。逐条解説には、一年ごとなどの自主的な分析まで、その都度の掲示の変更を求めるものではないとも書かれています。日付をどう受け取るかは分析年月日は古くてもそのまま?でも扱います。