サウナの着座用タオル
銭湯とサウナの設備
サウナ室の座面に敷く布です。日本サウナ・スパ協会の衛生自主管理基準が、衛生面の見地からできるだけ客ごとに交換することが望ましいと書いており、施設の側が用意します。
何のためのものか
座面と身体のあいだに一枚はさむための布です。日本サウナ・スパ協会の衛生自主管理基準は、サウナ室で使用する着座用タオルについて「衛生面の見地からできるだけ客ごとに交換することが望ましい」としています。木の座面を汗と熱から守るためだけの敷物ではなく、前に座った人との間を切るために置かれる道具です。同じ基準は足ふきマット等についても、消毒したものと適宜取り替えることを求めており、床と座面の両方に同じ考え方が置かれています。
どう使うか
座る位置に広げ、身体が座面へ直に触れないように敷きます。入口の棚に積んである一枚を取る形、使い終えたら回収箱へ入れる形、脱衣室で借りた大判のタオルが兼ねる形と、渡し方は施設によって分かれます。サウナマット・ビート板という呼び名はどちらも俗称で、協会の基準の側では着座用タオルと足ふきマットが別の名前で書き分けられています。持ち込んだタオルを敷いてよいかどうかも施設の決めごとなので、入口の案内に従うところから始まります。
掲示・表示との関係
「タオルを敷いてお座りください」という室の入口の札が、この基準の現地へ出た形です。厚生労働省の衛生等管理要領はサウナについて見やすい場所に入浴上の注意を掲示し、使用中は入浴者の安全に注意することを施設に課しており、サウナ室の利用基準温度の表示と同じ面に敷物の指示が並びます。文面と敷き方の指定は施設ごとに違い、交換や洗濯の頻度までは札に出ません。掲示から読めるのは、敷いて座るところまでです。
気をつけること
足ふきマットと着座用タオルを取り違えないことが、まず気をつける点です。協会の基準は前者に消毒したものとの適宜の取り替えを、後者に客ごとの交換が望ましいことを、別々の項として書いています。使い終えた一枚を座面へ残すと、次に座る人がそのまま使う形になります。未使用の棚と回収箱が並ぶ室では、戻す先を確かめてから置くことになります。洗い場と浴槽の使い分けの心得と同じで、汗を吸った布を湯船へ持ち込むことはしません。