攻略 | オトモネイチャー

市販の仕掛けの選び方と、竿への付け方。

最初の仕掛けは、自分で部品を組み立てるより、釣具店で売っている完成品を買うほうが近道です。前の節で決めた堤防での釣り方が、どの完成仕掛けを選ぶかを決めます。ちょい投げなら、オモリと針を一定の間隔で離して絡みにくくする天秤を使った仕掛けか、1本の幹糸から複数の針を枝分かれさせた胴突き仕掛けが市販されています。サビキ釣りなら、疑似バリが並ぶサビキ仕掛けそのものを買うだけで済みます。

天秤図: オトモシリーズ
胴突き仕掛け図: オトモシリーズ
サビキ仕掛け図: オトモシリーズ

完成仕掛けの中身は、国内外の解説動画を見るとどれも同じ骨格です。フライフィッシング指導員のケビン・ホジソン氏(Sports and Fitness)は、底を探る仕掛けはオモリとハリだけ、水面近くを探る仕掛けはウキとオモリとハリの組み合わせだと説明しています。金具・ハリ・ウキのどこを結ぶときも、糸をクリンチノットで本線に3〜4回ほど巻き付けて締める同じ結びを使い、締める直前に結び目を水で濡らすと摩擦で糸が傷みにくいと話しています。初めて使うなら、2つの小さなストッパーで固定するだけの丸い玉ウキが、仕掛けを作る手間が少なく扱いやすいとも勧めています。

ウキ写真: BulBob / CC BY-SA 3.0
クリンチノット
クリンチノット写真: Der Barbar / CC BY-SA 4.0

釣り系チャンネルCatfish and Carpを運営するルーク氏は、底を探る仕掛けの定番として、オモリが糸の上を滑って動く仕掛けを挙げ、ビーズを結び目の上に1つ挟むと、スイベルが鉛オモリの中に食い込んで結び目を傷めるのを防げると説明しています。同じ動画は、ハリを複数並べて魚を同時に掛けられる仕掛けも紹介し、釣具店ではハリ付きとハリ無しの両方が売られていると話しています。胴突き仕掛けのように枝ハリを並べる仕掛けを選ぶときは、ハリの号数を自分で選びたいならハリ無しを探すとよさそうです。

堤防ちょい投げ釣りの入門動画を出すりんたこみっぴの釣りキャンプは、竿とリールがセットになった製品に、あらかじめナイロンの2.5〜3号が巻かれているものを初心者に勧めています。仕掛けの要になる天秤は上下が決まっており、上側に道糸、下側に市販の仕掛けをつなぐ構造だと実演し、道糸を結ぶときは糸をねじって輪を作り、できた輪の下の穴へ先端を通してから引き締める、クリンチノットと同じ手順を使うと話しています。

投げサビキ仕掛けの作り方を解説するABC FISHING STUDIOは、竿の先から出した道糸に浮き止めゴムを1つ通し、次に誘導スイベルを通し、さらに浮き止めゴムをもう1つ通してから道糸の先端を結ぶ手順を実演しています。結んだ先に、サビキ仕掛けのような完成仕掛けをスナップでつなぎ、ロックを確実に閉め、仕掛けの末端にオモリを差し込んでもう一度ロックを閉めると、竿への取り付けが終わります。

完成仕掛けを選ぶときの迷いどころは号数で、サビキ仕掛けならハリの号数を狙う魚の大きさに合わせ、天秤や胴突き仕掛けならオモリを留める部品の号数を、用意したオモリの号数に合わせて選びます。号数が合っていないと、仕掛け全体がうまく機能しません。道糸と仕掛けをつなぐ金具は、投げる前に必ず手で引いてロックが閉まっているかを確かめ、結び目は毎回濡らしてから締めることが、初めての1回を仕掛けのトラブルなく終える近道です。

オモリの号数
オモリ
オモリの号数写真: Ruff tuff cream puff / CC0

出典

  1. 動画・英語 Sports and Fitness(ケビン・ホジソン) How To Rig A Fishing Line
  2. 動画・英語 Catfish and Carp Fishing rigs - Bait fishing rigs for catfish, bass, trout - how to fish
  3. 動画 りんたこみっぴの釣りキャンプ 【釣り入門】堤防ちょい投げ編(わかりやすく解説)
  4. 動画 ABC FISHING STUDIO 【釣り】投げサビキ釣り仕掛けの作り方【初心者でも簡単!!】