リストラップ

自重・小物

手首の反り過ぎを抑える布

用途

手首に巻いて関節の反り返りを抑えるサポーターです。高重量のベンチプレスやショルダープレスで手首が寝てしまうのを防ぎ、バーを前腕の真上に乗せた姿勢を保ちやすくなります。握力を助ける道具ではない点は混同しやすいところです。

使い方

手首の関節をまたぐ位置に、手のひら側へ1〜2cmかかるくらいで巻きます。セットの直前に締めて、終わったら緩めるのが基本の使い方で、締めっぱなしにすると血流が滞って手が冷たくなります。

コツ・注意

すでに痛みがある手首を巻いて押し切るのは対処になりません。痛みが続くなら重量と頻度を見直し、医療者に相談してください。硬さは用途で選び、軽い日はゆるめ、限界セットだけ強く締めると皮膚も傷めずに済みます。

解説動画: リストラップの正しい巻き方/ビーレジェンド チャンネル

何のための道具か: リストラップは、ベンチプレスをはじめとするプレス系の種目や高重量を扱うとき、人によってはスクワットでも使う道具。手首をぐっと固めて安定させ、怪我を防ぐのが目的。適当に巻いても効果はあるが、道具の特性を理解して正しく巻くと効果を最大限に発揮できると現役ボディビルダーが解説している。

巻く位置は手首の骨の出っ張り: 目安になるのは手首の骨の出っ張り。小指側の手首にポコッと出ている骨から、まっすぐ親指側へ移動すると小さな出っ張りがある。この骨の出っ張りにリストラップの端が来るように巻くのが基本。ここは手首の関節があるところで、まったく動かないわけでもなく、自由に動きすぎもしないように関節を止めてくれる位置にあたる。親指ループは通して使ってもよいし、使わずに小指と薬指で挟んで巻く人もいて、好みでよい。

ベンチプレスでは背屈させて巻く: プレス系の種目では、手首を上に反らせた背屈の状態を作ったまま巻く。怪我をしにくく力を入れやすい形を作るには手首の背屈が必要だからである。手首がまっすぐのままバーを持つと脇が開きやすく、肩への負担が大きくなって怪我のリスクが上がり、力も入りにくくなる。背屈させて持つと脇が締まりやすくなる。

スクワットでは指1本分上に巻く: スクワットでバーを担ぐときも手首は背屈するが、ベンチプレスほどは背屈しない。そこからさらに背屈しすぎるとバーがずれてバランスを崩したり手首を痛めたりする恐れがある。そのためベンチプレスで巻いた骨の出っ張りの位置から、指1本分、1cmほど上に巻く。軽く背屈させて巻くと手首が動く自由度が減り、スクワット中の背屈しすぎを防げる。

強さの目安と端をそろえること: 巻く強さは好みが分かれ、手が変色するくらい強く巻くほうがやりやすいという人もいる。目安は巻いた後でも手が変色せず、グーパーが楽にできるくらいの強さ。またベンチプレスとスクワットに共通する注意としてリストラップの端をそろえて巻くことを挙げている。焦って雑に巻いて端がずれると、固定しサポートする力が働かない。