肌の科学図鑑 | オトモマッスル

皮脂と水分のバランスから肌をいくつかのタイプに分ける考え方

肌質

図: オトモシリーズ(オトモシリーズで作成した図)

しくみ

肌質は一般に、皮脂量と水分量の2軸から普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌に分けられます。資生堂(メーカー)の研究紹介では、乾燥・普通・脂性に、皮脂が多いのに水分が足りない混合肌を加えた4分類は、1984年に国際学会で表彰された研究で示されました。化粧品研究者を名乗るすみしょうは、これを明確な医学的定義ではないと説明しています。バウマン式は、油性・乾性に加え敏感か耐性かなど4つの軸で肌を見ます。

スキンケアとの関わり

ソウル大学のチームは、同じ被験者の顔5か所の皮脂を1年測ると夏が最も多く、T・Uゾーンの肌質が2季節以上食い違う場合を混合肌とする定義を提案しました。テヘラン医科大学が成人71人で調べると、バウマン式の質問票の脂性〜乾性の点は皮脂量と弱い相関(r=0.299)で、水分量とは有意な相関がありませんでした。皮膚の水分、油分を補い保つ手入れは、季節や状態を見ながら見直すことがすすめられています。

解説動画

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のべちゃん

の解説動画

【肌質診断】3つの診断方法で自分の肌質の正解を見つけよう!

動画で扱われているテーマ

この動画では、肌質を皮脂量と水分量のバランスから普通肌・脂性肌・乾燥肌・混合肌の4つに分ける考え方が扱われています。動画では、こうした分類が日本化粧品検定協会などでも使われているものだと紹介されており、まずチェックリストで暫定的に肌質を判定し、そのあとで普段の肌の状態と照らし合わせて確認するという二段階の進め方が示されています。

チェック項目による暫定診断

動画では、水分の少なさを確認する8つの項目(日中の突っ張り感や、口や目もとのカサつきなど)と、皮脂の多さを確認する5つの項目(テカリやあぶらとり紙を使う頻度、頬の毛穴の目立ちやすさなど)というチェックリストが紹介されています。水分の項目と皮脂の項目それぞれの当てはまり方を組み合わせることで、普通肌・脂性肌・乾燥肌・混合肌のいずれかを暫定的に判定する手順が説明されています。

普段の肌の状態と照らし合わせる方法

チェックリストでの判定に加えて、動画では普段の肌の状態から見直す方法も紹介されています。朝起きたときのUゾーン(フェイスラインまわり)の状態を観察する方法や、洗顔後に何もつけずに肌を置いた状態でのツッパリ感の有無と、あぶらとり紙を押し当てたときの油のつき方を確認する方法が挙げられており、これらを組み合わせることでチェックリストだけよりも実際の肌質に近づけて確認できるという考え方が示されています。

肌質は固定的なものではないという説明

動画では、肌質は一生変わらないものではなく、年齢や季節、環境の変化によって変わっていくことがあるとも述べられています。1つのタイプだけに当てはまると思い込みすぎず、複数のタイプの要素を併せ持つと感じる場合もそれ自体は珍しくないという捉え方が紹介されており、定期的に肌質を確認し直すことが勧められています。この点は、肌質が皮脂量・水分量の変動によって一つのタイプに固定されるものではないという考え方と一致しています。

出典: のべちゃん(YouTube)で動画を見る ▶

出典

  1. 資料 資生堂 肌状態をいろいろと測定してみたら、肌タイプが4つあった!? | IFSCC大会受賞研究の紹介
  2. 動画 すみしょう 【簡単】正しい肌質の見極め方とスキンケア方法を化粧品研究者が解説
  3. 論文・英語 Youn SW, Na JI, Choi SY, Huh CH, Park KC(2005) Regional and seasonal variations in facial sebum secretions: a proposal for the definition of combination skin type
  4. 論文・英語 Delavar S, Firooz A, Nassiri Kashani M, Ahmad Nasrollahi S, Amiri F, Yazdanparast T(2026) Biometric Evaluation of Baumann Skin Typing
  5. 論文・英語 Lee YB ほか(2019) Baumann Skin Type in the Korean Male Population

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