リズムの評価

採点の中身

音の出だしと切りが譜面とどれだけ合うか

何を見ている?

一音ずつの出た時刻と切れた時刻を譜面と比べ、早いか遅いかを見ています。多くの機種は結果画面で走り気味かもたり気味かという向きだけを示します。許される幅はコンマ数秒と言われ、歌詞を丁寧に読むほど遅れるという癖がいちばん出やすい場所です。向きが分かるだけでも直す手がかりになります。

どうすれば伸びるか

伴奏の中で刻んでいる音を一つ決め、そこへ合わせます。ドラムでもギターの刻みでもかまいません。入る前にイントロで八拍ぶん手拍子を打ち、体を先に乗せてから歌い出す。歌いながら打ち続ける必要はなく、入る直前でやめて構いません。言葉が詰まる場所は子音の立て方で子音を早めに置くと、母音が拍の上に乗ります。

勘違いしやすいところ

早く入るのを恐れて全部を遅らせると、曲じゅうがもたって評価は下がります。ずれが一方向に偏るときは、テンポ感ではなく息の準備が間に合っていないだけのことが多いです。遅れは録音を聞き返すといちばん早く分かります。タメの作り方のような意図した遅らせも、機械には遅れとしか見えません。

機種による違い・補足

リズムを独立した数字で出す機種と、総合点の中へ溶かす機種があります。前者は直したところが見える反面、テンポの速い曲では判定が厳しく出ます。どちらの機種でも、やるべきことは入る位置を一定にすることだけです。練習ではテンポ変更で少し落とし、本番だけもとに戻す使い方もできます。

解説動画: 【上級者向け】知らないと無理じゃん...カラオケ採点で95点を突破するために必要なこと!【精密採点Ai】/しらスタ【歌唱力向上委員会】

総合点は五項目の合計: 上級者向けの回として、まず総合点は五つの項目の合計だと整理します。音程、ビブラートとロングトーン、リズム、表現力、安定性の五つで、この動画は音程と安定性を除いた三項目を扱う組み立てです。音程については八割五分あたりを先に取っておくよう添えます。

採点画面のタメと走り: リズムの項目では、結果画面にタメと走りという表示が並びます。タメはゆっくり、たっぷりリズムを取って歌うこと、走りは正しいリズムより早めに入ることだと、まず言葉の意味の側から説明していきます。

走るくらいならタメる: 動画がいちばん強く言うのは走るのはやめてくださいという一点です。同じ評価の数でも走り側のほうが大きく引かれるため、早く入るくらいならたっぷり歌ったほうが無事。表示が少しタメ側に寄る程度なら九十五点は出ると話し、直し方はガイドメロディを大きくして歌うことだと言います。

生音の伴奏版は後回し: 伴奏が生の演奏になっている版もありますが、音量が小さめでリズムが揺らぐぶん取りづらく、そのぶん難しくなると言います。リズムの項目については、採点に慣れないうちは通常の音源のほうで練習するのがよい、という順番になります。

実演で見えたタメの幅: 最後は話し手自身が一曲歌って結果を出し、九十八点台まで届いています。画面はたっぷり歌ったぶんタメ側へ寄っていますが、ほとんど減点されていません。終わりは採点に向く曲と向かない曲の話へ進み、リズムはずれの向きさえそろえておけば守れる項目だと分かります。