ガラス瓶
容器と重し
中が見えるので、状態を読める
どんなもの?
酸にも塩にも強く、においも移らず、そして中が見える。甘酒・塩麹・ピクルス・サワードウの種など、少量の仕込みに向きます。状態の変化を毎日見られるのは、覚えたてのうちは大きな利点です。
選び方
口が広いものを選ぶ—— 混ぜる、詰める、洗うのすべてが楽になります。ふたが金属のものは、塩分や酸で錆びることがあるので、樹脂ふたかガラスふたが無難です。密閉できるものと、ガスを逃がせるものを使い分けます。
使い方のコツ
発酵でガスが出るもの(ピクルス、コンブチャ、パン種)は、完全密閉にしない。ふたを軽く載せる、または布とゴムで留めて、ガスの逃げ道を作ります。酸素を断ちたい仕込みと、ガスを逃がしたい仕込みは別物なので、レシピを確認してください。
手入れ・注意
煮沸消毒ができるのがガラスの強みです。熱湯を急に注ぐと割れるので、水から温めるか、耐熱表示を確認してください。煮沸できないふたは、食品用アルコールで拭く。
解説動画: 瓶の消毒方法 | らっきょうや梅シロップの大型果実酒びん | 簡単アルコール消毒のやり方/ほっこりクッキング Hokkori Cooking
大きな瓶は熱湯厳禁: らっきょうや梅仕事に使う大きなガラス瓶は、果実酒瓶という名前で売られています。この瓶は熱湯厳禁で、瓶の底と付属の紙に注意書きがあると指摘します。鍋に入らないから煮沸できないのではなく、そもそも熱湯がだめだという話です。急な温度差でガラスは割れ、しかも勢いよく割れるので要注意だとしています。
洗って水気を取る: そこで勧めるのがアルコールでの消毒です。手順はまず、瓶と蓋をよく洗い、内側に洗剤が残らないようすすいでから水気を取る。次に自分の手も洗ってから、アルコールで拭くかビニール手袋をはめておきます。ここまで済ませてから消毒に移るという順番で、瓶だけでなく手の側の下ごしらえも飛ばさないよう念を押しています。
度数で使い方が違う: 消毒に使えるアルコールは度数がまちまちで、果実酒用の酒がおよそ35%、台所用が50%、消毒用エタノールが75%ほどだと並べます。効果がいちばん期待できるのは70〜80度と言われるので、心配なら消毒用エタノールを。果実酒は漬けないという人なら、瓶の消毒のためだけに買うより、手頃な台所用のもので構わないとも言い添えます。
瓶の中に液を回す: 度数の低いものを使うときは、紙に含ませて拭くだけでは足りない。100〜150cc以上を瓶に入れ、蓋をして揺すったり転がしたりします。液体が瓶の中を回るようにするのが狙いで、内側の全面と瓶の縁、蓋の裏まで行き渡らせます。密閉できる瓶ではないので、逆さにすると漏れる——流しや作業台の上でやるよう注意します。
縁と蓋の裏を拭く: 終わったら中の液を流し、紙で拭き取れば完了です。食品用アルコールスプレーのように吹けるものなら、たっぷり吹いて拭き取るだけで済みます。消毒用エタノールは、スプレーボトルに詰め替えておくと使いやすいそうです。漬けている最中もできあがってからも、瓶の縁や蓋の裏は汚れがついたらこまめに拭くよう勧めて結びます。