エアロプレス
エアロプレスは、粉を湯に浸してから押し出す、浸漬と加圧のいいとこ取りをした器具です。


使いどころ
器具が軽くて丈夫、洗うのも簡単なので、旅行や職場に向きます。考案者のアラン・アドラーは、接触時間が短いので、長く淹れたような苦みが出ず甘いと説明しています(AeroPress社の動画で、自社製品の説明です)。Santanatogliaらは、ケニア産の中煎りを4方式で淹れ比べ、紙で濾すエアロプレスとV60は金属フィルターの2方式よりキャラメルや花のような香りの成分の割合が高かったと報告しています。
淹れ方
ジェームス・ホフマンの基本形は、粉11gに湯200g、2分置いて軽く回し、30秒待ってから押すです(浅煎り向け。挽き目はドリップより細かめ)。アドラーは、ドリップとエスプレッソの中間の挽き目で、10秒ほどかき混ぜるよう話します。器具を逆さにして組む「インバート」という手順も使われています。UCCコーヒーアカデミーの今田講師は、粉14gに湯200cc・82℃の中挽きで、湯温を低めにして苦みや渋みを抑えるねらいだと説明します。
コツ・注意
押すのはゆっくり。アドラーは、強く押すと粉が固まって、かえって押す時間が長くなると話します。挽き目は人によって逆で、ホフマンは細かめ、TETSU KASUYA(世界ブリュワーズカップ優勝者)は粉30g・湯120g・82℃で粗挽きにし、押したあとに湯で割ります。ホフマンは、苦ければ挽き目が細かいか湯が熱すぎ、酸っぱければその逆と見ます。
解説動画
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【勝ち確定】どんなコーヒー豆も「おいしくなる淹れ方」🥇粕谷のエアロプレス優勝レシピ!
優勝レシピ
エアロプレスの世界大会で使われたレシピの紹介。どんな豆でもおいしく淹れられることを狙って組み立てられたもので、豆が事前に分からない競技(当日渡された豆を短時間で仕上げる)のために作られたという背景がある。
20gから30gへ
原型は日本一になった当時の豆20gのレシピだったが、世界大会で「規定量160ml以上」というルールがあり、20gのやり方では足りなかったため、30gに増やしたという経緯が語られている。
出典
- 動画・英語 James Hoffmann The Ultimate AeroPress Technique (Episode #3)
- 動画・英語 AeroPress AeroPress Inventor Alan Adler: Single Cup AeroPress Brewing Technique
- 動画 TETSU KASUYA World Brewers Cup Champion 【勝ち確定】どんなコーヒー豆も「おいしくなる淹れ方」🥇粕谷のエアロプレス優勝レシピ!
- 動画 UCCコーヒーアカデミー 【プロのレシピ】エアロプレスで淹れる最高においしいコーヒー【必見】
- 論文・英語 Santanatoglia A, Alessandroni L, Fioretti L, Sagratini G, Vittori S, Maggi F, Caprioli G(2023) Discrimination of Filter Coffee Extraction Methods of a Medium Roasted Specialty Coffee Based on Volatile Profiles and Sensorial Traits
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