ローストビーフ
ダッチオーブン
余熱で仕上げるごちそう肉
どんな料理?
牛の塊肉を強火で表面だけ焼き固め、あとはダッチオーブンの余熱でゆっくり火を通します。中心をピンク色に保つ火入れが身上で、切り分けたときの断面が食卓を沸かせます。
材料
3〜4人分で牛ももの塊肉500〜600g、塩は肉の重さの1%、粗びきこしょう、にんにく1片、オリーブオイル大さじ1。たれはしょうゆ・みりん・酒を各大さじ3、ひと煮立ちさせて冷まします。
作り方
肉は焼く1時間前に出して常温に戻します。強火にした鍋で全面に焼き色をつけ、ふたをして炭を減らし、弱火で15分ほど。火から下ろしてアルミホイルで包み、20〜30分休ませて余熱を中心まで回します。
コツ・注意
塊肉であっても生食は危険です。表面は必ずしっかり焼きつけ、切ったときに中心が冷たいままなら弱火に戻してください。切り分けは粗熱が取れてからのほうが薄く切れます。残りは翌日のサンドイッチにすると無駄がありません。
解説動画: 小さなダッチオーブンととろ火で作るローストビーフ/みるみるランドの山林開拓チャンネル
概要: ダイソーで売っている内径十一・五センチの小さなダッチオーブンと、アルコールストーブを組み込んだ折りたたみストーブだけでローストビーフを作っている。牛ももブロックの全面を焼き固め、アルミホイルに包んでとろ火の鍋に戻し、最後は火から下ろして蒸らすという流れ。ソロから二人ぶんに向くサイズだと話している。
にんにくをたっぷり擦り込む: 牛ももブロックは鍋に収まる大きさに切り、表面に浅く切り込みを入れてからクレイジーソルトとブラックペッパーを振る。そこにすりおろした生にんにくを全面に擦り込んでいく。にんにくは多めのほうがガツンとしたパンチのある味になるとしており、擦り込んだ時点でもう香りが立っていると話している。
全面を焼いてホイルに包む: アルコールストーブに着火したら、本燃焼が始まる前の熱ももったいないのでそのまま鍋を乗せ、オリーブオイルを引いて肉を入れる。転がしながら全面に焼き色をつけるのが目的で、焼き上がったらいったん取り出してアルミホイルで包む。焼き付けに使った鍋は、ここで一度お湯とたわしで洗ってから次の工程に移っている。
とろ火で三十分、下ろして十分: 再び火をつけ、開け閉めで火加減を調整し、わずかな隙間から炎が見える程度のとろ火にする。アルミホイルに包んだ肉を鍋に戻して蓋をし、そのまま三十分。時間が来たら火から下ろして消火し、さらに十分放置して蒸らすことで、肉汁を肉の中に落ち着かせてから開ける。
仕上がりと後片付け: 切った断面はきれいに火が通っており、にんにくを多めに擦り込んだぶん力強い味になっている。道の駅で買ったレモンと塩麹のドレッシングをかけると、爽やかな風味に変わって別の一皿になると紹介している。鍋はグレープシードオイルでシーズニング済みのため、こびりつきがなく、洗剤を使わずたわしで軽くこするだけで落ちる。