無水カレー
ダッチオーブン
水を入れず、野菜の水分だけで作る
どんな料理?
トマトと玉ねぎから出る水分だけで煮る、ダッチオーブンの密閉性を生かしたカレーです。水で薄まらないぶん味が濃く、野菜の甘みがそのまま残ります。市販のルウでも、驚くほど味わいが変わります。
材料
4人分で鶏もも肉600g、玉ねぎ3個、完熟トマト大3個かトマト缶1つ、にんじん1本、しめじ1株、市販のカレールウ半箱、にんにくとしょうが各1片。水は一切加えません。
作り方
玉ねぎを薄切り、トマトをざく切りにして鍋に重ね、いちばん上に鶏肉をのせてふたをします。弱火で30分ほど、野菜から水分が出て全体が浸るまで待ちます。いったん火から下ろしてルウを溶かし、さらに10分煮て仕上げます。
コツ・注意
最初の10分はふたを開けないでください。水蒸気が逃げると水分が足りなくなり、底から焦げます。焦げた匂いを感じたらすぐ火から下ろし、混ぜて底の様子を確かめること。玉ねぎとトマトは多めのほうが安全です。
解説動画: ダイソーのダッチオーブンで炊くごはんと無水カレー/レジェンズアウトドア
概要と鍋のサイズ感: ダイソーのダッチオーブンを2つ使い、片方でご飯、もう片方で無水カレーを同時に作っている。内径11.5センチ・高さ10センチ・重さ1.5キロで、量としては1人から2人分にちょうどよいサイズ。吊るしたり蓋の上に炭を乗せてオーブン料理にも使える。1.5キロあるので徒歩キャンプには重く、車で行くキャンプ向きとしている。
使う前のシーズニング: まず火にかけて空焼きし、表面にコーティングされた錆止め剤を全部焼き切る。十分温まったら一度火を止め、油を入れて菜箸で内側と外側の全体に塗り広げる。動画ではひまわり油を使っている。そのまま自然に冷まし、この工程を2、3回繰り返す。箱と仕切りは収納に使えるので捨てない方がよいとも述べている。
ごはんの炊き方: 米1.5合を入れ、水に30分ほど浸けておく。固形燃料の自動炊飯でも炊けるが、鋳物は温まるのに時間がかかるため、ガスで2、3分プレヒートしてから固形燃料に移すと確実としている。炊き上がったら15分蒸らす。焦げ付きもなく、メスティンとは明らかに違う炊き上がりだと絶賛している。
無水カレーの作り方: 手羽元は骨を外して一口大にし、市販の鶏肉用シーズニングを一袋の半分ほどまぶして30分ほど置く。油をひいて鶏肉を焼き、香りが出たらにんじんと玉ねぎ、続けてざく切りのトマトを加える。水は一切入れず、トマトの水分だけで煮るのが無水カレー。蓋をして弱火で15分ほど煮るとトマトが溶ける。
ルーの入れ方と仕上げ: カレールーは2個ほど。火にかけたままだと溶けにくいので、一度火を止めて溶かすとよい。トマトの酸味が強いと感じたら、コーヒー用のポーションミルクを入れるとまろやかになる。仕上げは火から下ろして余熱でじっくり火を落としていく。ダッチオーブンの圧力効果で肉がほろほろになると評価している。