外側尾羽
翼と尾の名前
外側尾羽は、尾のいちばん外の一対です。畳むと内側の羽に隠れ、広げた瞬間だけ縁に出るので、飛び立ちや尾を振る動きに合わせて見ます。
どこを指すか
尾羽のうち、左右のいちばん外側に位置する一対を指します。尾を畳むと内側の羽の下に隠れ、広げたときにだけ縁として現れます。この位置の羽だけ色が違う種があり、白く抜けているものがよく目立ちます。上から見ても下から見ても縁に出るため、尾の外周に白い線が走るかどうかという形で読めます。畳んだ尾の表に出ているのは内側の中央尾羽なので、止まった姿では地味な色しか見えません。
見分けにどう効くか
飛び立った瞬間と、尾を振り下ろした瞬間にだけ白が現れます。地面を歩く鳥では尾の上下動が繰り返されるので、数秒待てば同じ形が何度も出ます。開けた地面のある住宅地の路地と庭先では、歩く姿を横から追えるぶん見やすくなります。止まって尾を閉じている個体では確かめられないのが限界で、見えないことは白が無い証拠になりません。見えなかったと書き残し、次の飛び立ちまで待つか、そこまでにします。
似た語との違い
白がどこに出るかで分けます。翼帯は翼の上を横切る線、腰の白は尾の付け根の上側にある面で、外側尾羽の白は尾の左右の縁に出ます。飛び立ちの一瞬はどれも白が見えたで終わりやすく、場所を取り違えると、別種の特徴として記録に残ります。白が翼か、腰か、尾の縁かを言い直してから書くと、後から読み返せる記録になります。位置そのものは、図鑑の各部名称図で確かめられます。
身近な鳥で確かめる
ハクセキレイは外側尾羽が白く、飛ぶたびに尾の縁が光ります。同じ川岸にいるセグロセキレイも白い縁を持つため、尾の白だけでは二種は分かれません。決め手とその条件はハクセキレイとセグロセキレイにまとめてあります。ホオジロも飛び立ちに白い縁が出て、草地では姿より先にそこが見えます。尾の白は仲間の見当までを支える手がかりで、種を決めるのは顔と背の色です。